テリーザ・ブレスリン

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メディチ家の紋章 上

テリーザ・ブレスリン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784338287074
ISBN 10 : 4338287071
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

盗賊の頭領サンディーノに追われる少年、マッテオは、溺れかけていたところをレオナルド・ダ・ヴィンチに助けられ、のちに工房の一員として迎え入れられる。少年は、この巨匠が仕事のときにはいつもかたわらにいることになった。その仕事は、壁画の制作から、飛行実験、死体解剖にまでおよぶものだった。悪名高き征服者、チェーザレ・ボルジアに雇われていたダ・ヴィンチとその一行には、絶えず殺人と陰謀、復讐がついてまわる。それは、マッテオが握っているあるもの―ボルジア家とメディチ家が、なんとしてでも手に入れたい秘密のためでもあった…。教皇、メディチ家、チェーザレ・ボルジアらが趨勢を競う16世紀イタリアを舞台に、ジプシーの少年、マッテオの冒険と成長を描く。カーネギー賞受賞作家、渾身の作!

【著者紹介】
テリーザ・ブレスリン : スコットランド生まれ。図書館の司書として働くかたわら、執筆活動をはじめる。1994年にディスレクシアの少年の物語『Whispers in the Graveyard』でカーネギー賞を受賞する。『メディチ家の紋章』は、2007年度のカーネギー賞の候補作となった

金原瑞人 : 1954年、岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、一般書、ノンフィクションなど450点以上

秋川久美子 : 東京都生まれ。メリーランド大学日本語教師。英語・日本語教育にたずさわるかたわら、英語圏の小説作品の翻訳活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ケイ

    チェーザレ・ボルジアやレオナルド・ダ・ヴィンチの時代。メディチ家の紋章を盗むよう命じられたジプシーの少年を助けたのは、その頃はチェーザレ・ボルジアのために働いていたダ・ヴィンチ。ヤングアダルト分野のミステリだが、この頃のイタリアの歴史もほんのりとわかってくるし、読みやすい。マキャベリもちょい役で出てきたり、役者が勢揃い。下巻も一気にいこう。『翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK』てわ紹介されていた作品。 金原瑞人訳

  • mocha

    重大な秘密を持った少年マッテオ。それと知らず彼を庇護するレオナルド・ダ・ヴィンチ。16世紀イタリアの波乱の時代を舞台にした冒険物語。児童書なのでソフトフォーカスではあるが、当時の権力争いや民衆の暮らし、何よりダヴィンチの異才ぶりが伝わってくる。モナリザを描く場面は、フィクションと分かっていても本当にそんな風だったかも、と思ってしまった。下巻では恐ろしいあの男と決着をつけるのか?マッテオの運命やいかに…!

  • 猿吉君

    最初から最後までレオナルドダヴィンチが完全に主役を食ってしまっている作品、感想は下巻に記載します。

  • 星落秋風五丈原

    16世紀のイタリアはフィレンツェ共和国を支配する富裕なメディチ家、宗教の中心ローマ教皇、傭兵隊長を召し抱える公国領主達が勢力争いを繰り広げており、未だ統一国家ではなかった。メディチ家の金印を持っていたマッテオが殺し屋に追われるシーンから物語は始まる。チェーザレ・ボルジアはほぼ従来のイメージ通りでエネルギッシュかつ残酷なキャラだが、彼の妹で絶世の美女ルクレツィア・ボルジアに関しては多少異なる。フランス遠征軍最高司令官を手玉に取ろうとするなど単なる父や兄の操り人形ではなかったことが窺える。

  • detu

    図書館児童書コーナーよりタイトルに惹かれて。15世紀初頭、イタリアでローマ法王やら、少年アドベンチャータッチやらなど自分好みの設定で読みやすい筈なのに何故かなかなか入り込めず。レオナルドダヴィンチ登場で少しずつ興味湧く。児童書といえ、かなりエグい箇所も。人体解剖図、モナリザ、人力飛行機等史実も面白い。下巻へ。

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