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ISBN 10 : 4866240989
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ノイシュヴァンシュタイン城をはじめ壮麗な城を築いたことで知られるバイエルン国王ルートヴィヒ2世。フランス文化を愛し、空想の中でルイ14世や夫人たちと食卓を囲んだという王は、どんなものを食べていたのか。真夜中の正餐、ヴァーグナーの世界を再現した人工洞窟での食事、謎の死を遂げた日の献立など、料理人ヒアナイスが宮廷厨房から目にした王の思い出を綴る。ルートヴィヒ2世の死後勤務したドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の宮廷厨房についての記録もあり。
ヒアナイスの回顧録に加え、ルートヴィヒ2世の建てた各城の食卓や宮廷料理に使われた食材、王の愛したワインなどについてのコラムも満載。実際の献立表の写真とメニュー内容も掲載する。
【著者紹介】
テオドア・ヒアナイス : 1868年ミュンヘン生まれ。14歳で料理人見習いとして宮廷厨房に入り、ルートヴィヒ2世の料理人を務める。王の死後ベルリンに移り、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の宮廷厨房で勤務。1901年よりミュンヘンにてワイン商をかねた高級食材店を経営。1953年に回顧録Der K¨onig speist:Erinnerungen aus der Hofk¨uche K¨onig Ludwigs 2.von Bayernを出版。同年に84歳で死去
森本智子 : ドイツで11年間生活。帰国後、ドイツ農産物振興会日本事務所に勤務。2010年に独立し、現在にいたるまでドイツの食品・食文化を普及するための活動に従事。2011年にはドイツ、ドゥーメンスアカデミーにて日本人初のビアソムリエ資格を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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