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モンスーン経済 水と気候からみたインド史

ティルタンカル・ロイ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815811761
ISBN 10 : 4815811768
Format
Books
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

水への安定したアクセスなしに、熱帯アジアの持続的な経済発展はありえなかった――飢饉やコレラとの闘い、井戸をめぐるカースト間の対立、失業と停滞を生む乾季への対処など、成長のボトルネックとなった過酷な環境との交渉に焦点をあて、西洋とは異なる新たな発展モデルを提示する。

【著者紹介】
小林和夫 : 1985年生まれ。2016年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス(LSE)にてPhD(経済史)取得。日本学術振興会特別研究員(PD)、大阪産業大学経済学部専任講師を経て、現在 早稲田大学政治経済学術院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ぞだぐぁ

    イギリスが植民地としていた頃にインドでいかに水を供給するかを苦労した歴史。 乾季には表層の水が蒸発してしまい、雨季にどうにか溜めたりしないといけないけど使い方とかで病気が蔓延するわ水の利用権でもカーストが出てくるわと水でこのような問題が起こるのかと驚いた。 半導体の製造とか始めたらもっときれいな水が必要になるし、さらに問題大きくなりそう。

  • Go Extreme

    地理的条件が経済成長と不平等に影響 気候はインド史の中心 モンスーンの変動性への適応 気候は単なる背景ではない 致命的な熱波、干ばつ、弱いモンスーン 水への平等なアクセスを巡る闘争 カースト制度と水アクセスの不平等 水の飢饉への対処 輸送では解決できない水飢饉 深刻な水ストレス 緑の革命と地下水枯渇 気候温暖化と季節降雨量の変動リスク 市場主導の変化はコモンズを脅かす 公共信託の重要性 ガンジス河とヤムナー河の法人格 極端な季節性が労働と移動に影響 降雨依存農業と乾季の失業 季節性が金融システムに影響

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