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米露諜報秘録 1945-2020 冷戦からプーチンの謀略まで

ティム・ワイナー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560094365
ISBN 10 : 4560094365
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

インターネットとソーシャルメディアを駆使した、プーチンの「政治戦」とは?ウクライナ戦争の前史、第二次大戦後75年間の諜報活動と外交の深層からサイバー攻撃の脅威まで、『CIA秘録』のピュリツァー賞受賞作家が機密解除文書を検証!“カーカス・レヴュー”ベスト・ノンフィクション選出。

目次 : 将来の闘争の種/ 永遠につづくリズム/ 真実だけではじゅうぶんでない/ 西側最後の希望/ “ヴォイス・オブ・アメリカ”/ じつに汚い手/ 「黄金期の欺瞞に満ちた夢」/ この消すことのできない炎/ 最初の犠牲者たち/ アメリカの民主主義〔ほか〕

【著者紹介】
ティム・ワイナー : 1956年、ニューヨーク州生まれ。コロンビア大学と大学院で歴史とジャーナリズムを専攻。“ソーホー・ニュース”紙で記者としての第一歩を踏みだした。“フィラデルフィア・インクワイアラー”紙に移籍後の1988年、国防総省とCIAの秘密予算にかんする調査報道でピュリツァー賞を受賞する。1993年から2009年までは“ニューヨーク・タイムズ”で記者をつとめ、1994年には、CIAが50〜60年代に日本で自民党に数百万ドルの資金を提供していた事実を暴露した。著作『CIA秘録 その誕生から今日まで』は“ニューヨーク・タイムズ”のベストセラー・リストに名をつらね、全米図書賞を受賞した

村上和久 : 1962年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Willie the Wildcat

    歴史で振り返る功罪の数々に垣間見るのは、政治戦の齎す消耗戦。大国の思惑に、右往左往させられる関連諸国とそれらの国の人々。ポーランドにおける「ラジオ自由ヨーロッパ」の意義が印象的。ヒトの観点では良くも悪くも、プーチン氏の存在感は大。時勢を読み取り、戦略的・狡猾的な言動。民主主義が、USの”制約”となっている感。一方、”秘録”と言うには若干大げさな感もあり、その延長線上で次期大統領選における著者の驢馬への思いが随所に滲む。

  • 大森黃馨

    米国のみならず自由主義国に危機感を持つことを要求する警告の書 「ソ連は古から諜報活動に優れ力を入れてきたなのにわが祖国たる米国はどうか何をどうすれば良いのか分からず行き当たりばったりタシカニソ連は崩壊したが諜報力は完全には失われずに米国が冷戦勝利に浮かれてその後結局は立っていただけの時間を無駄にしていた間に力を取り戻し刃を研いていた そして彼らは米国が祖国ソ連に崩壊後に行った仕打ちを決して忘れてはいないそして今こと諜報分野に関しては(続く)

  • papahaba

    冷戦後からトランプに至る、米露の諜報戦の経緯。民主主義と諜報は本質的に相いれない時点で、非民主主義国との諜報性は非対称な戦いになる。

  • Meistersinger

    前半までは米露(ソ連)の間で相互に仕掛け合っていた様が描かれるが、後半の冷戦以降はロシア側の工作だけが記述されている。やはり米側の工作を書くには早すぎるのか。

  • moka

    冷戦時代に持っていた展望にとって代わるような戦略的な展望を失ってるアメリカと、プーチンの出現によって冷戦時代の行動様式に逆戻りしたロシア。  第二次世界大戦後の両国が仕掛けた政治戦の歴史を読み通して思うのは、覇権主義を競う時代に限界は来ないのか?という事。 ロシアは4世紀にわたって諜報活動を権力者が掌握し統制を敷いた社会だと言うが、ポストプーチンなる人物もまたそれを継承するのかどうか。プーチンが歴史の必然性を背負って現れた人だったのかどうかはその時点で決まるような気がします。

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