物理学の哲学入門 I 空間と時間

"空間と時間の本性をめぐって哲学者が徹底分析。絶対時空も相対性理論もタイムトラベルも、物理学と哲学で大まじめに議論！

空間と時間は身近な存在でありながら、その正体はいまだに大いなる謎。哲学者ティム・モードリンは、時空理論の変遷をたどりながら、空間・時間にまつわる哲学的論点を明晰な言葉で解き明かす。空間と時間について考えるすべての人に新たな視座を与え、哲学と物理学の垣根を越えた対話の可能性を切り拓く一冊！　解説・谷村省吾。

【原著】Tim Maudlin, Philosophy of Physics：Space and Time（Princeton University Press）
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【著者紹介】
谷村省吾 : 名古屋大学大学院情報学研究科教授。名古屋大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士（理学）。専門は量子論、数理物理学

ティム・モードリン : １９５８年、アメリカのワシントンＤ．Ｃ．生まれ。イェール大学で学んだのち、１９８６年にピッツバーグ大学で博士号（科学史・科学哲学）を取得。現在はニューヨーク大学哲学科教授。またジョン・ベル物理学基礎論研究所（Ｊｏｈｎ　Ｂｅｌｌ　Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ　ｆｏｒ　ｔｈｅ　Ｆｏｕｎｄａｔｉｏｎｓ　ｏｆ　Ｐｈｙｓｉｃｓ）の創立者・所長でもある。専門は物理学基礎論、形而上学、論理学

ジミー・エイムズ : 神戸大学大学院人文学研究科講師。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士（人間科学）。専門は科学哲学およびチャールズ・Ｓ・パースの哲学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）