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新シャーロックホームズの冒険 顔のない男たち 角川文庫

ティム・メジャー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041136027
ISBN 10 : 4041136024
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

映画の先駆けとなる“動く写真”の発明で名声を博したマイブリッジがベイカー街を訪れた。何者かに脅迫され命を狙われているという。調査に乗りだした探偵ホームズとワトスン医師。講演会でマイブリッジの画像に疵と“地獄行き”の文字が浮かび、聴衆の悲鳴が上がる。その頃、ロンドンから離れたある館では火事で青年が焼死していた。2つの事件につながりはあるのか?名コンビが躍動する迫力のパスティーシュ。

【著者紹介】
ティム・メジャー : イギリスのヨーク出身。作家、フリーランス編集者。SFやホラー、YAのジャンルに著書。評論『Les Vampires』は英国幻想文学大賞ノンフィクション部門の最終候補作、中編『Carus & Mitch』はThis is Horror賞の最終候補作

駒月雅子 : 東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鐵太郎

    ティム・メジャーによる「新シャーロック・ホームズの冒険」の続編。映画というか、動く写真の前史で活躍した実在の英国の写真家エドワード・マイブリッジを依頼者とした脅迫事件とそれにかかわる事件の謎を解くホームズの物語。ネタは面白く、当時の技術的・文化的な背景を見事に描き出しています。しかしここのいるシャーロック・ホームズの、傲慢で失礼で嫌味な姿は、聖典のホームズのエキセントリックさを強調しているにしても、あまりに非道すぎませんかね。そしてワトスンのうかつさと独りよがりな姿も読んでいて不快。うーん、イマイチかな。

  • ひさか

    2022年11月刊Sherlock Holmes: The Twelve Thefts of Christmasを訳しおろして、2023年6月角川文庫刊。長編2作目。依頼を受けたホームズとワトソンは調査を始めて…。と調査、探索、謎解きというオーソドックスな展開だが、地味で花がない。退屈なホームズもの。残念。

  • 本木英朗

    英国の現代ミステリ作家のひとりである、ティム・メジャーの長編のひとつである。映画の先駆けとなる、動く写真の発明で名声を博したマイブリッジがベイカー街を訪れた。何者かに脅迫され命を狙われているという。調査に乗り出したホームズとワトスン。講演会でマイブリッジの画像に疵と地獄行きの文字が浮かび……という話である。デビュー作である1作目とは違って、本当に超よかったです、ハイ。さすがは作者でありますな。大満足でした! またいつか読もうっと!!

  • teddy11015544

    実在の人物と掛け合わせたホームズもののパスティーシュ。ワトソンがイライラしてホームズが傲慢なのは本作を超えており、いささか辟易しますが、動画の誕生を描いているのは面白い。監視カメラが多くの犯罪を解決するようになった現在に対する予言のような言葉もありましたね。

  • Sora

    個人的に面白くてわくわくする部分がなかったです。 前作の方が面白かったです。

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