ティム・ハーフォード

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50 いまの経済をつくったモノ

ティム・ハーフォード

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532176440
ISBN 10 : 4532176441
Format
Books
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

新しいアイデアは、常に勝ち組と負け組を作り出してきました。イノベーションのプラスの効果を最大限にしつつ、マイナスの効果を最小限にとどめるには、どうすればいいのか?蓄音機、有刺鉄線、パスポート、育児用粉ミルク、ビデオゲーム、空調、デパート、輸送用コンテナ、楔形文字、ディーゼルエンジン、カミソリと替え刃、モバイル送金、紙、電球…といった「50の発明」の物語から、イノベーションとの向き合い方を問います。

目次 : 1 勝者と敗者/ 2 暮らし方を一変させる/ 3 新しいシステムを発明する/ 4 アイデアに関するアイデア/ 5 発明はどこからやってくるのか/ 6 見える手/ 7 「車輪」を発明する/ EPILOGUE 電球

【著者紹介】
ティム・ハーフォード : フィナンシャル・タイムズ(FT)紙で長年にわたりコラム「The Undercover Economist」を連載。2006年〜2009年にはフィナンシャル・タイムズ紙にて編集委員を務めた。シェルや世界銀行での勤務経験もある。2011年〜2017年、英国王立経済学会評議員。英国王立統計学会の名誉フェロー。オックスフォード大学ナフィールド・カレッジの客員フェロー。現在はオックスフォード在住

遠藤真美 : 翻訳家。主な訳書に、ティム・ハーフォード『まっとうな経済学』、『人は意外に合理的』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Willie the Wildcat

    時に驚くも、齎す変化に納得感。あくまで視点は、経済。結果論で語るのは簡単も、その変化の功罪が都度頭に浮かぶ。自然の恵みを活かすことが、時にヒトの生活を潤わせると共に破綻に導く矛盾。『有刺鉄線』などの”直球”と、兵器開発を基点とする”変化球”。一方、『楔形文字』などのアイデアのアイデアは、純粋な英知を感じる。敢えて1つ選ぶなら『コンパイラ』。キャリアにおける技術面はもちろんだが、思考にも少なからず影響した気がする。興味深いのが「ひらめきの瞬間の特定」の件。過去の積み重ねがつなった結果に気付いた瞬間かな。

  • trazom

    この本、とても面白い。何より50のテーマの選定が絶妙。第一番がプラウというところから、見事にひねりが効いている。有刺鉄線、パスポート、福祉国家、有限責任株式会社、知的財産、不動産登記、紙幣など、現代社会で当然のごとく享受しているものが、実は、ア・プリオリのものではなく、何らかの意図を持って人為的に発明されたものであること、そして、その発明の結果、人々の価値観や社会のルールが変わっていった事実を、著者は、独特のユーモアとちょっとシニカルな口調で、見事に描き出している。とても楽しく、刺激に満ちた一冊だと思う。

  • やっさん

    今の経済を作ったものとしてプラウ(鋤)や紙といったものから福祉国家まで、有形無形の50の発明・サービスを取り上げる。1つ1つは7ページくらいだけど、50もあっただけに時間がかかった。粉ミルクが女性の社会進出を後押ししたが栄養面では課題も。途上国から母乳を輸入がトレンドに?/ディーゼルエンジンを作ったディーゼルさんは借金まみれで自殺?他殺?/知的財産制度は発明を阻害?/保険の概念はハンムラビ法典から、など興味深い話も。『帳簿の世界史』に出ていたネタ、読みたい『世界コンテナ物語』なども出典として出てきた。

  • サアベドラ

    現代の社会経済を形作った50の発明とそれに秘められた物語を紹介するBBCラジオ番組の書籍化。著者はイギリス人のエコノミストでジャーナリスト。2018年刊。『100のモノが語る世界の歴史』の経済版というべき内容で、ディーゼルエンジンやiPhoneのほか、有限会社やグーグル検索といった物ではないモノも登場する。それぞれの説明が簡潔でテンポが良く、エピソードも豊富なため経済音痴でも楽しく読めた。翻訳はそこまで違和感はないが、1つ目の「犂」をわざわざ「プラウ」とカタカナ書きした理由がいまいちわからなかった。

  • Sakie

    予想以上に読み応えがあった。人間社会に大きな影響を与えたと挙げる50の"モノ"。その発明は人間の生活を時間面、経済面で"便利"にしただけでなく、生活や思考にまで影響を与えた来歴を提示する。便利とはより少ない時間や手間で目的を達成できる事だ。未来に発明される"モノ"も想像もつかない利便と同時に不利便をも人間にもたらすだろう。だとしても『正しい決断の恩恵は驚くほど長く続く』。更なる変革を選んで進むのが現代人の賢明な態度と著者は言いたいようだ。このまま進め、か。長期を展望しているようで実は近視眼的じゃないかと。

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