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ISBN 10 : 4588010123
Content Description
フランス革命を生んだ啓蒙の精神と、ナポレオン戦争のもたらす暴力的惨禍とのあいだで、人間の深い闇を見つめたゴヤ。宮廷画家としての出発から、夢・狂気・病に満ちた作品群をへて、晩年の「黒い絵」にいたる創造の過程を、多数の絵画作品や書簡、当時のスペイン社会の状況から跡づける。画家はいかにして、正義の名のもとに行使される人間の残虐さに抗い、近代芸術に決定的一歩を刻んだのか?
目次 : 思想家ゴヤ/ 世界への入場/ 芸術の理論/ 病とその結果/ 病からの回復と再びの失墜―アルバ公爵夫人/ 仮面、戯画、魔法使い/ 『気まぐれ』の解釈/ 不可視のものを見えるようにする/ ナポレオン軍の侵略/ 戦争による荒/ 殺人、強姦、山賊、兵士/ 平和時の荒廃/ 希望とと警戒/ 絵画のふたつのあり方/ 二度目の病、「黒い絵」、狂気/ 新たな出発/ ゴヤの残したもの
【著者紹介】
ツヴェタン・トドロフ : 1939年、ブルガリアに生まれる。1973年、フランスに帰化。ロラン・バルトの指導のもとに『小説の記号学』(67)を著して構造主義的文学批評の先駆をなす。91年、『歴史のモラル』でルソー賞を受賞
小野潮 : 1955年宮城県に生まれる。東北大学大学院博士課程単位取得修了。中央大学文学部教授。19世紀フランス文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ラウリスタ〜
読了日:2014/10/29
まぶたのあるいきもの
読了日:2016/03/04
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