チャールズ・ロバート・ダーウィン

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種の起源 上

チャールズ・ロバート・ダーウィン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334751906
ISBN 10 : 4334751903
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『種の起源』は専門家向けの学術書ではなく、一般読者向けに発表された本である。名のみ知られるばかりで、その内容については多くを語られることのなかったこの歴史的な書を、画期的に分かりやすい新訳で贈る。

目次 : 第1章 飼育栽培下における変異/ 第2章 自然条件下での変異/ 第3章 生存闘争/ 第4章 自然淘汰/ 第5章 変異の法則/ 第6章 学説の難題/ 第7章 本能

【著者紹介】
チャールズ・ダーウィン : 1809‐1882。イギリスの自然史学者、著述家。イングランド西部のシュルーズベリで生まれる。地元のパブリックスクール卒業後、エジンバラ大学医学部に入学したが1年半で退学し、ケンブリッジ大学に転学。卒業後、英国海軍測量艦ビーグル号に乗り込み、5年をかけて世界を周航した。帰国後は在野の著名な自然史学者として研究と著作に従事する。1859年、『種の起源』を出版し、世界を震撼させた。’82年に自宅で死去

渡辺政隆 : 1955年生まれ。サイエンスライター、JSTエキスパート。専門は進化生物学、科学史、サイエンスコミュニケーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • のっち♬

    非専門家にも読解できるよう平易な表現で執筆された著者の進化論。多くの観察例や実験による傍証などを他の学者たちの言論等と照らし合わせながら実証主義を貫く彼は、言葉選びも考察もとにかく慎重で謙虚。勿論時代背景はあるだろうが、欠点や不明点を自ら晒したり反証を求めたりと理論家気質も大いに寄与していそうだ。アリの奴隷狩りやハチの巣の実験はかなり楽しんでいそう、発見と絶えない疑問出現に意気軒昂とする学者としての素顔だ。浮き上がる激しく厳しい生存闘争は、非情な歴史を築く人類もまた「自然」の一部であることを示唆している。

  • ガクガク

    「進化学はすべての生物学の根幹」であり、「『種の起源』を読まずして生命を語ることはできない」。訳者の渡辺政隆氏が、あとがき「本書を読むために」で記すように、生物学を学ぶ者にとってはまさに必読の書。とは言え、具体的な例を挙げられると、予備知識もなく実例の映像が浮かばないとつらい。エッセンスだけを読み取る読書を心がけなければならないが、もし、本書に出てくる具体例を写真や図解等で補強した解説付き本が存在するなら、もっと興味深く理解も深まるはず。ダーウィンの周到かつ慎重な筆運びが科学者としての偉大さを感じさせる。

  • ちくわ

    現代科学の隆盛は機器分析の発達に依る部分が大きいと思う。科学=再現性や客観性が最重視されるので、論文では明確な根拠・証拠を示す必要があるが…そのほとんどが機器分析の結果(=データ)である。特に生物系では遺伝子解析で仮説の正誤判定が出来るのが強い。ただし、ダーウィンの時代はそんなモノは無いので、ひたすら調査・実験である…数万年単位での悠長で微々たる変化を、僅か数年で把握・解析するなんてほぼ無理ゲーだったろう。デカルト然り、彼の科学者としての熱意に敬服するばかりである。科学とはある意味宗教的な側面も強いよね。

  • こなな

    専門家のための学術的なものでなく一般向けであるとのことである。以前から読みたかったのだが、それを知って読むことにした。丁寧で細かく分かりやすい。文章の後に気がついたことがあったら、注意書き、説明も怠らない。現代では知られていることのまとめ書きになるわけである。適応しつつ対処していくことにつきるということだろうと思うのである。読み終わった後も確認したくなったときのために手元に置いておこうと思う。終わりの“本書を読むために”もとても興味深いことが記してある。

  • ころこ

    「進化論」という言葉を何気なく使っていて、「進化論」という言葉の使用がその見方を強化しているという気がします。本書で言われているのは、個体変異に応じて生存繁殖率に差が出るように、有利な変異を持つ個体ほど生き残る確率が高くなる。それが多く起こると、原種から変種が分かれて新たな種となるということです。宗教的なイデオロギーに対して、観察による推論を提起した、「進化論」というよりは、「変化論」といった方が相応しいです。しかし、人間を中心にして、ものの優劣を解明しようとする別のイデオロギーに接近するようにみえます。

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