チャールズ・ダーウィン

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人間の由来 下 講談社学術文庫

チャールズ・ダーウィン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062923712
ISBN 10 : 4062923718
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

センセーションを巻き起こした『種の起源』から十年余、ダーウィンは初めて人間の由来と進化を本格的に扱った。昆虫から魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類を経て人間に至る進化を「性淘汰」で説明する本書は、助け守り合う「種」こそが「存続をめぐる争い」を生きのびると説く。下巻は魚類から人間までを扱う諸章と結論を「訳者解説」とともに収録。

目次 : 第2部 性淘汰(続き)(魚類、両生類、爬虫類における第二次性徴/ 鳥類の第二次性徴/ 鳥類(続き)/ 哺乳類の第二次性徴/ 哺乳類の第二次性徴(続き)/ 人間の第二次性徴/ 人間の第二次性徴(続き)/ 全体のまとめと結論)

【著者紹介】
チャールズ・ダーウィン : 1809‐82年。イギリスの自然科学者。ビーグル号による航海で訪れたガラパゴス諸島での観察に着想を得て「自然淘汰」による進化論を提唱。代表作は、『種の起源』(1859年)および『人間の由来』(1871年)

長谷川眞理子 : 1952年生まれ。1986年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、総合研究大学院大学副学長。専門は、行動生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 赤い熊熊

    クジャクの羽のような動物の二次性徴は生き残り戦略としてむしろ不利なものが多く、通常の自然淘汰では説明しきれない。そこでこれら雄の二次性徴は雌の選り好みによって発達したといった具合の性淘汰のお話がたっぷりでした。「未開人」とか「下等動物」とかのような白人原理ともいえることばや議論が繰り返し語られるのですが、その辺の違和感差っ引いて読めば、ダーウィンはすでにそこまで考えが至ってたんだと改めて感心。

  • Meme

    いまより150年は遡った話ではあるから、特に人種がテーマの章については慎重な理解が必要でしょう。いずれにせよ、脳を多分に刺激してくれる内容です。人間の由来を語るのに殆どを性淘汰に費やしたことの意図はなんだろうか?

  • roughfractus02

    selectionが淘汰と訳し直されても著者は時折choiceも用い、sexual selectionなる語は葛藤しているかに見える。淘汰は自然の物理法則に従うが、性淘汰の2つの要素=同種間での雄同士の競争+雌による雄の選り好みは、意識/無意識の二項では区別しづらい。一方、この社会的なselectionの曖昧さが、自然の物理的なランダム性の強調から明確になり、従来の人間側の解釈(社会ダーウィニズム)との区別も可能にしている点は重視したい。なお本書の邦訳原本は『ダーウィン著作集(2)人間の進化と性淘汰U』。

  • モート

    色彩、カタチ、声、踊り、配置などの「装飾の多様性」が、とっても楽しい豊かな世界と感じられた。上巻の第二部8章からは「性に関連した淘汰」を扱っている。下巻は続きの12章から始まる。これら装飾は、ただ単にその種にとってのメスに好かれるために、生殖に有利だから、その装飾が遺伝していき、性的な自然に選択されると仮説が立てられている。つまり、モテるためだけに。さらに性格も性淘汰により形作られ、「異性を惹きつけるための性淘汰」によって変容を遂げてきたとされている。もし文化や国、組織などで多様性を求めるならば、

  • 海野藻屑

    性淘汰でより環境に適した生物が生き残る。そして、私たちは人類と言う勝者だけれど、いつか雌の形が変わるかもしれないと。より適し雄にとって子孫を残せるように。

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