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人間の由来 上 講談社学術文庫

チャールズ・ダーウィン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062923705
ISBN 10 : 406292370X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

センセーションを巻き起こした『種の起源』から十年余、ダーウィンは初めて人間の由来と進化を本格的に扱った。昆虫から魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類を経て人間に至る進化を「性淘汰」で説明する本書は、助け守り合う「種」こそが「存続をめぐる争い」を生きのびると説く。上巻は人間の由来と起源を説く総論と昆虫を扱う第一一章までを収録。

目次 : 第1部 人間の由来または起源(人間が何らかの下等な形態のものに由来することの証拠/ 人間の下等動物の心的能力の比較/ 人間がどのようにして何らかの下等な形態から発達してきたのかについて/ 原始時代および文明時代における、知的・道徳的能力の発達について/ 人間の近縁関係と系統について/ 人種について)/ 第2部 性淘汰(性淘汰の諸原理/ 動物界の下等な綱における第二次性徴/ 昆虫における第二次性徴/ 昆虫(続き)―鱗翅目)

【著者紹介】
チャールズ・ダーウィン : 1809‐82年。イギリスの自然科学者。ビーグル号による航海で訪れたガラパゴス諸島での観察に着想を得て「自然淘汰」による進化論を提唱

長谷川眞理子 : 1952年生まれ。1986年、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、総合研究大学院大学副学長。専門は、行動生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Meme

    とにかく判明していることより、判明していないことがいかに多いことを理解しました。良心や本能の話は、特に面白かったです!

  • 赤い熊熊

    ダーウィンによる『種の起源』以外の著書。類人猿とヒトとの違いや人種によるヒトの違いについて書かれた後、動物における雌雄の性差(二次性徴)について、昆虫の雌雄の違いが延々と語られる上巻。さて、性淘汰はヒトの由来にどう関係してくるのだろう。

  • roughfractus02

    遺伝学で優性/劣性(一般にdominant=支配的/recessive=退行・逆行的)の邦訳が変わるという。進化論でのnatural selectionも意識的判断の意味のchoiceと混同する「自然選択」とされ、struggle for existenceも種の闘いの面がゲーム的なcompetitionと変わらぬ訳で「生存競争」とされる。本書は前者を「淘汰」とし、後者を「存続をめぐる争い」と訳して自然のランダム面を強調した訳を採用する。なお本書の邦訳原本は『ダーウィン著作集(1)人間の進化と性淘汰T』。

  • モート

    150年前の刊行。昆虫が楽しい🐞🦗

  • 海野藻屑

    孤立した人間が一人の人間に出会ってまた子孫を残して。そのくりかえし。人種によって言葉が異なることはいつの時代も国際化の障害になる。

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