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ISBN 10 : 4105901974
Content Description
わたしは忘れない。日本で、9歳にしてもっとも死に近づいたときのことを――文化人類学者の父の研究のため来日した著者は、1943年から終戦まで一家5人で抑留される。蟻や蛇を食べるほどの飢餓、父母が与えてくれたささやかな楽しみ、乳母など優しくしてくれた日本人との思い出、ファシズムへの憤り‥‥。イタリアを代表する作家が七十余年の時を経て、現代への警鐘を込めて綴ったメモワール。
【著者紹介】
ダーチャ・マライーニ : 1936年フィエーゾレ生まれ。作家・詩人・劇作家。文化人類学者の父フォスコ・マライーニ、母トパーツィア・アッリアータとともに1938年来日。一家5人は終戦までの約2年間、名古屋の強制収容所に抑留され、1945年イタリアに帰国。1962年『バカンス』でデビュー。1963年に『不安の季節』でフォルメントール賞、1990年『シチーリアの雅歌』でカンピエッロ賞、1999年Buio(未邦訳)でストレーガ賞受賞
望月紀子 : 東京外国語大学フランス科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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アキ
読了日:2025/03/16
どんぐり
読了日:2025/11/29
ケンイチミズバ
読了日:2024/12/12
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読了日:2025/06/13
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読了日:2025/02/23
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