Books

おはよう おとなりさん

ダヴィデ・カリ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759824414
ISBN 10 : 4759824413
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

オムレツを作りたいのに卵がない!おとなりさんからおとなりさんへ卵を探していくうちに‥

あるところに、オムレツをつくりたい ネズミがいました。たまごが ひとつ いるけれど、いえには ひとつも ありません。そこで かんがえました。
おとなりの クロウタドリさんに きいてみよう。
「おはよう、おとなりさん。たまごなんて もっていたり しないかな? オムレツを つくりたいんだ」
「ごめんね、もってない。でも、こむぎこなら あるよ」

おとなりさんからおとなりさんへ。卵はなかなかみつかりませんが、いろんな材料のおすそわけがあつまっていきます。クロウタドリは小麦粉を、ヤマネはバターを、モグラは砂糖を‥‥そうするうちにできあがったのは、オムレツではなくて、おいしそうなリンゴのケーキでした!
ところが、さいごにまた問題が発生します。このケーキ、いったいいくつにきりわければいいのでしょうか。 材料をなにも持っていなかったネズミはケーキをもらうことができない、とおとなりさんたちはいうのですが。

ほんとにそれで、いいのかな?

みんなでちからをあわせる楽しさ、分けあう喜び。リズミカルな文章が心地いい、読み聞かせにぴったりの一冊です。

【著者紹介】
ダヴィデ・カリ : イタリアとフランスを拠点に活動する児童書作家、アートディレクター。これまでに100冊近くの児童書を手がける。2006年、『Piano Piano』でボローニャ・ラガッツィ賞のSpecial Mentionに選ばれたほか、各国から数々の賞を受賞。作品は30カ国以上で翻訳出版されている

マリア・デク : ポーランドのグダニスクを拠点に活動するイラストレーター。Academy of Fine Arts in WarsawとUniversity of the Arts,Londonにて美術の学位を取得。伝統的な水彩技法を用いて、独創的で表情豊かなイラストを描く。ヨーロッパ最古の森と言われるポーランドのビャウォヴィエジャの森に暮らしている

橋本あゆみ : 千葉県出身。Durham Universityにて翻訳学の修士号を取得。訳書の『ひみつのさくせん』(化学同人)は2023年度の全国学校図書館協議会による「えほん50」、第28回日本絵本賞最終候補絵本に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • anne@灯れ松明の火

    新着棚で。カリさんに惹かれて。オムレツが食べたいのに、卵がなかったねずみ。お隣さんに聞いてみる。積み上げ歌の形で、どんどんどんどん続いていく。意外な展開に、えええ?と思ったら、最後にはホッ♪ 良かった〜。

  • ほんわか・かめ

    オムレツを作ろうとしたけど卵がない。おとなりさんへ卵をもらいに行くと、卵はないけど小麦粉はある、卵があればケーキが作れるね、と。そのおとなりさんへいくとバターをくれた。次々に材料は集まり、いよいよケーキを食べようとしてからがこのお話の本題なのでしょう。ケーキを食べる資格がないのは誰?《ただしいことをするのっていいね かんたんではないけどさ》出演者のエンドロールがいいね。〈2024/化学同人〉税込2530円!

  • Cinejazz

    ある処に、オムレツをつくりたいネズミがいました。卵が一ついるけれど、家には一つもありません 「お隣のクロウタドリさんに聞いてみよう」...「お早う、お隣さん。卵なんて、もっていたりしないかな? オムレツをつくりたいんだ」 「ごめんね、もってない。でも、小麦粉ならあるよ」・・・。 ネズミは卵を求めて、お隣さんからお隣さんへと訪ね歩いて…ヤマネはバターを、モグラは砂糖を、ハリネズミは林檎を、アライグマからはシナモンのお裾分けがあったけれど、卵がみつからず・・・≠ンんなで力を合わせることの尊さ、分けあう↓

  • Mayuko Kamiwada

    オムレツを作りたいと思ったのに卵がなく、いろんな動物たちのもとへ行き尋ねるネズミさん。最初はオムレツを作るつもりだったけど、それぞれが持っている物を出し合っていくうちに違うものになっていく。卵を持っている動物に会えるまで、他の動物たちも最後までネズミさんに付いていく。それは自分も材料を渡したから仲間の一人だからかもしれないが、最後まで見届けてくれるのはいいなと思った。最終的に出来上がったものを誰が食べられるのかとなったとき、ネズミという存在をどう捉えるかはこれを読んだ子どもたちにも学びになると思う。

  • mntmt

    すごくいい。マリア デクの絵もすごくいい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items