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中世ヨーロッパ全史 下(仮)

ダン・ジョーンズ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309228860
ISBN 10 : 4309228860
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

何が起こり、誰が統治し、いかに現代を形づくったのか。ビザンツ帝国、イスラームの台頭、ヴァイキング、モンゴル襲来、ペスト、騎士、大聖堂、修道士、大航海時代、そして―。中世ヨーロッパをあらゆる角度からドラマティックに甦らせた決定版!

目次 : 第3部 再生―一二一五年‐一三四七年(モンゴル/ 商人たち/ 学者たち/ 建設者たち)/ 第4部 革命―一三四八年頃‐一五二七年(生き残りたち/ 刷新者たち/ 航海者たち/ 反抗者たち)

【著者紹介】
ダン・ジョーンズ : 1981年生まれ。世界的ベストセラー歴史家。ケンブリッジ大学卒業後、新聞・雑誌などで歴史関連記事の執筆を始め、2009年、Summer of Bloodでデビュー。その後、The Plantagenets,Magna Cartaなど、イギリス中世を舞台にした作品を立て続けに発表し、The Templars(『テンプル騎士団全史』河出書房新社、2021年)が世界的ベストセラーとなる。続くCrusaders,The Colour of Time(共著)など、100万部異常の売れ行きを誇る。チャンネル5/Netflixの人気番組『シークレッツ・オブ・グレート・ブリティッシュ・キャッスル』シリーズなど、TV番組の脚本や演出も多数手がけている

ダコスタ吉村花子 : 翻訳家。明治学院大学文学部フランス文学科を経て、リモージュ大学歴史学DEA修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 特盛

    評価4/5。大変分厚く面白い中世通史物語。語るネタのない暗黒の中世、なんてとんでもない!下巻は11c以降が主。モンゴル帝国が開いた世界の移動ネットワーク、商人たちの躍進と金融技術の進歩。彼らが後押し大きく動く芸術、戦争。パンデミックによる世界のリセット。その後芽吹くルネサンスと技術革新。大航海時代到来にによる帝国の非連続な巨大化。また印刷技術から生まれる宗教の分裂。物語の語り手としては、名もなき登場人物のミクロ視点と歴史大局のマクロ視点の繋がりが優れている。上巻とともに寝床に置いてたまに読みたい

  • ろべると

    上巻に引続き、ヨーロッパ中世の狭い枠組に捉われず、特に下巻は歴史を切り拓いた人々に焦点を当てている。ヨーロッパを席巻したモンゴル人、シルクロードを行き来した商人、海路を行く航海者など。そして暗黒をもたらした黒死病。ルネサンスから宗教改革までが含まれる。特定の国の通史でなく広い視点で多角的に描かれるのは新鮮だと思う。惜しむらくは取り上げられるトピックがもう少し相互に関連して、ヨーロッパ中世の全体像を分かりやすく提示してくれると良かった。それぞれの史実を追うことになり、著者の歴史観が示されるには至らなかった。

  • マサ

    モンゴルの拡張から宗教改革まで。中世後期の宗教改革からドイツ農民戦争の記述は特に緊張感が強く、ここまでは王や教皇など権力者が歴史の中心になってきたが、ここに来て農民、市民などが声を上げ行動する様子はアグレッシブだ。一方、大航海時代からの列強の帝国主義的行動は悲惨だ。通読してみて世界の様々な問題に対する見方が広がったような気がする。

  • Stevie G

    ダン・ジョーンズ氏、若いのにスマートでかっこいいですね。Netflixの”Secrets of Great Britisj Castle" を見るのが楽しみです。多分、全部行ったことあるところだと思うので。

  • tsukamg

    社会の発展により人口が限界まで増えたところに黒死病が流行したという解説は、昨今の現代社会を想起せずにはいられない。よって、ペストによる人口減とそれに続く内乱の日々が、古い社会をいかに激変させたかについても、過去、我々が学校の授業でそうしてきたような他人事としての理解ではなく、どこか身につまされるような気持ちで納得できた。

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