Product Details
ISBN 10 : 4087212947
Content Description
イスラエル空軍で兵役を務めた著者が、イスラエルとアラブ諸国、パレスチナとの間で長く続けられてきた戦争を見つめていくうちに、「国のために死ぬのはすばらしい」と説く愛国教育の洗脳から覚め、やがて武力による平和実現を根底から疑うようになる、その思考の足跡を辿る。武力放棄を謳う憲法九条の価値を誰よりも評価するのは、平和ボケとは程遠い、リアルな戦争が絶えない国から来た外国人アクティビストなのである。母国のさまざまな矛盾点を指摘しつつ、軍備増強の道を進む日本の在り方にも異議を唱える一冊。
目次 : 第1章 罪深い教育(空軍パイロットへの憧れ/ 土地を奪って「理想」を追求 ほか)/ 第2章 軍隊を疑う(武器に頼るとキリがない/ ナチズムに引きずられていくイスラエル ほか)/ 第3章 虐殺された民族が虐殺する(アウシュヴィッツへの家族旅行/ 「アウシュヴィッツで笑う」 ほか)/ 第4章 「全ての暴力に反対します」(抑止力という「いたちごっこ」/ 武器を棄てよう ほか)
【著者紹介】
ダニー・ネフセタイ : 1957年、イスラエル生まれ。木製家具作家。高校卒業後にイスラエル空軍で三年間兵役を務める。1988年、埼玉県秩父に移住。自宅のログハウスを建て、木工房ナガリ家を開設。現在は夫婦で注文家具、遊具、木工小物、オブジェなどの創作活動を行いながら、反戦や脱原発をテーマに講演活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ロビン
読了日:2024/01/08
ザビ
読了日:2024/01/20
ブック
読了日:2024/02/13
ののまる
読了日:2024/04/22
Melody_Nelson
読了日:2024/03/28
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