ダニエル・P・ボベット

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詳解linuxカ-ネル Linux2.6対応

ダニエル・P・ボベット

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784873113135
ISBN 10 : 487311313X
Format
Books
Release Date
February/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

複雑で難解なLinuxカーネルの仕組みを基礎から丁寧に説明。Linuxのソースコードを理解するためのガイドブック、オペレーションシステムの本格的な解説書として最適。Linux 2.6対応の新版。

【著者紹介】
ダニエル・P・ボベット : 1968年、UCLAでコンピュータサイエンスの博士号を取得。現在はイタリアのローマ大学Tor Vergata教授

マルコ・セサティ : 1992年に数学の学位を取得、ローマ大学La Sapienzaでコンピュータサイエンスの博士号を1995年に取得した。現在、ローマ大学Tor Vergata工学部コンピュータサイエンス科の助手。博士課程の学生のころはシステム管理者、UNIXプログラマ、また複数の機関でコンサルタントとして働いていたことがある。数年前から学生たちにLinuxカーネルのユニークな変更方法を教えている

高橋浩和 : 北海道大学電子工学科卒。VAX全盛の時代から、各種UNIX系オペレーティングシステムの機能強化/カーネルチューニング、大規模システム用リアルタイムOSの設計などに取り組む。ISPのサーバ構築をきっかけに、Linuxにも本格的に取り組み始めた

杉田由美子 : 東京女子大学数理学科卒。Linuxとの出会いは1990年代半ば。本格的に取り組んだのは2000年からで、RAS関係の研究開発やオープソース活動に従事。OSDL‐JでLKSTプロジェクトを実施するなど、コミュニティ活動にも参加し、多くのハッカーとの出会いを楽しんでいる

清水正明 : 東京農工大学大学院工学研究科高橋延匡研究室にてOS/omicronの仮想計算機モニタ(VMM)について研究、仕事ではスーパーコンピュータのOSの研究開発に従事。PCクラスタソフトSCoreへの開発参加を通じてLinuxと出会った。東京大学大学院情報理工学系研究科在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • baboocon

    超速読でとりあえず読了。いまやサーバーにもスマートフォンにも、OSの核(カーネル)として広く用いられているLinuxの仕組みを理解してみたいなと思う。あまりにも巨大で複雑なので1000ページを超える本書ですらほんのさわりとのことだが…。また繰り返し、じっくり読んでみるつもり。

  • baboocon

    超速読で再読。相変わらずほとんど理解できていないけれど、「はじめて読む486」を読んだ後なのでいくつかわかるキーワードもあった。

  • るくす

    Linuxカーネルを読む際には欠かせない書籍。全てをカバーしている訳ではないが主要部分はかなり網羅されており内容も詳しい。別書の解読室やLKH-jpなどを合わせて参照すればコードリーディングが非常に捗るだろう

  • yshigeru

    原書も含めて何度目かの読了。読むたびに新しい発見がある(つまり読んだ内容を忘れている)。幅広い範囲を扱っているが、最初に読んだ頃に比べると理解できるトピックも増えてきた。「15章 ページキャッシュ」「16章 ファイルアクセス「17章 ページフレームの回収」の辺りが最大の山場だと思っていて、未だによくわからない。原書の出版から10年経っているので実装はだいぶ変わってしまっているが、基本的な考え方は変わっていないはず(今後も大きくは変わらない?)。本ばかり読んでいないでもっともコードリーディングせねば。

  • fjt7tdmi

    気が付いたら買っていた。Linux カーネルを日本語で網羅的に解説している、貴重な本である。 Linux カーネルについては「ソースを読め」とよく言われたものだが、v2.6 以前と比べると今のカーネルは相当読みにくいと聞いたことがある。大規模になり抽象化の度合いも上がったと。 というわけで、今の Linux カーネルのソースを読みこなせなくても、別に自信は失わなくてよいと思う。現代の若者で Linux カーネルのソースを読みこなせる方は、大いに自信を持って良い。

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