風邪は本当にうつるのか? 「感染症」をめぐる言説への再検討

社会・環境・氣象・心理的背景によって、「感染症」は作り上げられてきた！ロシア風邪、スペイン風邪、インフルエンザまで―これを読めば、太古より続いてきた「感染」の混乱から解き放たれる！

目次 : 第１部　「埋もれた歴史」（本書の紹介/ 混乱を招く「伝染」の意味/ 細菌が発見される前の時代　ほか）/ 第２部　人体実験（ロシア風邪パンデミック/ 伝染説の火付け役/ スペイン風邪パンデミック　ほか）/ 第３部　「風邪がうつる」とは？（病原体は一切不要/ 社会的感染/ 環境現象による健康への影響　ほか）

【著者紹介】
ダニエル・ロイタス : ナチュロパシー、栄養学、心理療法、催眠療法の専門資格を有する独立調査研究者、著者、講演者。オーストラリアの多数の教育機関で教鞭を執り、ナチュロパシーと栄養学の上級講師として活躍。その間、臨床現場での豊富な経験を活かし、ナチュロパシーの主要教科書の共著者として多くの章を手掛け、複数の専門機関で定期的に講演。健康とウェルネスに熱心に取り組んでおり、現在も自身のウェブサイトを通じて、専門家や幅広い層の教育に力を注いでいる

Lihsia : ナチュラルヘルス・コンサルタント＆翻訳家。外資系航空会社機内通訳・国際線客室乗務員としての経験が、自然療法への興味のきっかけとなる。後に中医学を修め、鍼灸師の資格を取得後、漢方、食事療法、推拿、操体法、波動療法に携わる。トーマス・カウワン医師主催『Ｎｅｗ　Ｂｉｏｌｏｇｙ（ニューバイオロジー）』修了（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）