ダニエル・グラッタウアー

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Books

北風の吹く夜には

ダニエル・グラッタウアー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784384056150
ISBN 10 : 438405615X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

エミ・ロートナーは、雑誌「ライク」の定期購読を解約しようとメールを送る。返信がないのに激怒した彼女が送った3通目のメール「もう払わないから!」に、雑誌とは一字違いのレオ・ライケ氏から返信があったことから二人のメール交換が始まる。メールのやりとりを通して二人はお互いに興味をもち始め、メールは次第に情熱的に。そしてある日、ついに出会う約束をするのだが…。理想の夫と幸せに暮らすエミと美しい婚約者を持つレオ。肌をさすような北風が、交わるはずのない運命を、近付けていく…。会わないことで感情を高め合う男女を描いた、おかしくもせつない大人のロマンス。

【著者紹介】
ダニエル・グラッタウアー : 1960年ウィーン生まれ。『クリスマスの犬』(Der Weihnachtshund,2000)がドラマ化されるなど、ドイツ語圏でもっとも成功している作家の一人。『北風の吹く夜には』が、ドイツ書籍賞にノミネートされたほか、amazon.deの2009年年間ベスト1となった

若松宣子 : 翻訳家。中央大学文学部博士課程修了。中央大学、白百合女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • チェス

    メールのやり取りのみでちょっと退屈してたけど、ラストは切ないんだ! 図書館本。

  • 「うむ、で??」って言っちゃだめなんだよね、たぶん。メールだけで構成されている一風変わった作品。「ユーガットメール」を思い浮かべるけれど、内容は異なる。安全な場所に立ちながらもレオを求めるエミ。これは一種のゲームだな、人間関係上でたまに見られる。そういう意味では普遍的。だから受ける…?!ドイツでベストセラーになっているのだから受けたのでしょう。普遍的なものは共感される。となれば、ここまで読み辛いのは翻訳のせい…か?!うーん。ずるいエミが好きになれないから、なんともなぁ…な感想しか浮かばない。

  • くさてる

    間違いメールで出逢った男女が、メールのやり取りだけで恋(?)に落ちていくさまを、二人のメールだけが記された構成で描いていく。エミのうっとおしさに辟易したけれど、これはヨーロッパ人ならではの感性ではという気もする。顔の見えないメールの交換で深まっていくお互いへの欲望と感情を少しずつリアルに侵食させていく展開が気になって最後まで読んだ。ラストのあと、エミがどういう場所にいきついたかを想像すると地味に怖いのです。カバーの折り返しにあるような「おかしくもせつない大人のロマンス」という話じゃないよ、これ。

  • moco75

    メールだけで、ここまでコミュニケートできる、エミとレオの知性、感性がすごい。だから、ここまで感性が共鳴しちゃったのかな。メールというフィルターが間にあることは、実はエミは傷つかなくていい距離。お互いの怖れをメールは癒していた。誤魔化していた。エミの弱さが愛しい。だからこそ、ラストが切ない。

  • 星落秋風五丈原

    間違いメールで出逢った男女が、メールのやり取りだけで恋に落ちてゆく映画『ユー・ガット・メール』みたいな作品。きわどい話がどんどん続いていって最後はどうなったの?みたいな形で突き放される。ヒロインにのれなかった。

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