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アルジャーノンに花束を 新版 ハヤカワ文庫

ダニエル・キイス

User Review :5.0
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150413330
ISBN 10 : 4150413339
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

32歳で幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイは、ある日、ネズミのアルジャーノンと同じ画期的な脳外科手術を受ければ頭がよくなると告げられる。手術を受けたチャーリイは、超天才に変貌していくが……人生のさまざまな問題と喜怒哀楽を繊細に描き、全世界が涙した現代の聖書。

【著者紹介】
ダニエル キイス : 1927年ニューヨーク生まれ。ブルックリン・カレッジで心理学を学んだ後、雑誌編集などの仕事を経てハイスクールの英語教師となる。このころから小説を書きはじめ、1959年に発表した中篇「アルジャーノンに花束を」でヒューゴー賞を受賞。これを長篇化した本書がネビュラ賞を受賞し、世界的ベストセラーとなった。その後、オハイオ大学で英語学と創作を教えるかたわら執筆活動を続け、話題作を次々と発表した。2014年6月没。享年86

小尾芙佐 : 1955年津田塾大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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知恵を得た主人公が得たがゆえに多くを失い...

投稿日:2021/04/24 (土)

知恵を得た主人公が得たがゆえに多くを失い、最後には得たものも失うというなんとも物悲しい話。傑作だとは思うけど読み返すのが辛い。

hhi さん | 大阪府 | 不明

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幼いころに絶対に読んでおきたい一冊です。...

投稿日:2021/04/11 (日)

幼いころに絶対に読んでおきたい一冊です。人間として最も大事なものは何か。人生とは何か。哲学的なことを色々と考えさせられる傑作。

まんまる さん | 福岡県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • パトラッシュ

    舞台やドラマ化のたびに読み返してきた。つまり前回読んだのは2017年のミュージカルに際して。今年も来週から劇団昴が上演予定でチケットも買っていたのにコロナの野郎! 今回のチャーリイは、アリスは、フェイは、ローズはどんな演出かと楽しみにしていたが。1年余で幼児から超天才にまで成長し老化へ転落するまでを経験してしまうチャーリイの悲劇に深く考えさせられ、本を閉じたら最終行を思い起こして哀しみに満たされる。その感動を味わいたくて何度でも読み返し芝居を観に行くのだ。再び劇場でチャーリイたちを見られる日はいつなのか。

  • せ〜や

    ドラマがどんな話かわからなかったので、原作を。「知識がある」ことが、必ずしも幸せとは限らない。「知らない」でいた方が楽な事もあって、「知らない」でいる方が話せる事もたくさんある。でも「知識がない」は、立っていない感じというか、なんだか不安だったりするのかもしれない。「知識は、視点であり、重りのついた鎖でもあるから、引っ張られずにいろんな所に立てるように、身につけていかないとね」昔、とある人に言われた言葉。アルジャーノンはきっと「唯一」の友達だったんだろうな。「幸せ」ってなんだろう?内容はくどいので☆2.5

  • mae.dat

    既読ですので、序文のお手紙紹介でうるっとなっちまったよ。大筋の流れ、チャーリーの抱える葛藤などは覚えていたけど、細部の多くは忘れてしまっていた。訳が違うと言うだけでは無いですよね。取り分け知的障害を持つ人、その周りの人達の心情や行動原理を客観的に、時には主観的に想起させられるのは、胸にナイフを突き付けられる思いがすると言うか。読み所が思って居たよりずっと多い。そして最後の「ついしん」で、リアルに泪が溢れてしまった。あのチャーリーが帰って来た。おうちで読んでいて良かったよ。(´•ω•̥`)。

  • bunmei

    知的障がいの青年チャーリイが、臨床実験手術によってIQ185の知能の天才へと生まれ変わっていく物語。多くの知識が身に付き、その場も感じ取りそれなりに多くの人々と関わり、愛し合う事ができる私達。その当たり前の人間らしい言動を示せる幸せ。しかしそれが本当に人間にとって幸せな事なのか?知的障がいの自分と天才の自分の間で、チャーリィが視て感じたジレンマと屈辱、神の領域を侵した罪は、私達が抱く社会通念や世界観へ警鐘を鳴らしているとも感じた。この世には、知らないでいた方が幸せでいる事が、沢山あるのかもしれない。

  • ふみあき

    超有名なSFヒューマンドラマで、いつか読もうと思い続けていたが、課題図書的なイメージもあって、今日まで食指が動かなかった。が、書店で爆笑問題の太田の推薦文付きで平積みになっているのを見て、ミーハーだなと思いつつ、いよいよ手に取った(と言うものの、同じく太田の薦めで以前に読んだカート・ヴォネガットは、まったくハマらなかったけど)。筋立てが何となくロバート・デ・ニーロ主演の映画『レナードの朝』に似てる気がした。あれも観るたびに涙を堪えきれない名作だが、本書も陰惨な部分はあるものの、胸が苦しくなるほどに感動的。

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