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モナリザの秘密 絵画をめぐる25章

ダニエル・アラス

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560027103
ISBN 10 : 4560027102
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

推理小説を読むように明かされてく絵画の謎。ダ・ヴィンチ、フェルメール、マネ…。遠近法の発明から印象派まで、およそ6世紀にわたる西洋美術をめぐって、美術史や図像学を超えて真に「見ること」を提唱。

【著者紹介】
ダニエル・アラス : 1944〜2003。イタリア・ルネサンスを専門とする美術史家。ユベール・ダミッシュやディディ=ユベルマンとならび、フランスにおける新しい美術史学の旗手として活躍するが、2003年12月に惜しくも他界

吉田典子 : 京都大学大学院文学研究科博士課程修了。神戸大学国際文化学部教授。専門は十九世紀フランスの文学・社会文化史・視覚文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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故ダニエル・アラスが生前ラジオで語った内...

投稿日:2021/04/21 (水)

故ダニエル・アラスが生前ラジオで語った内容を書き起こした本とのことです。ひとつの絵についていろいろな見方を教えてくれ、遠近法等についても語られます。テレビではなく、ラジオで語られると実際はどんなものだったのか聞いてみたかったです。

タラ さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • コットン

    ラジオ番組から起こした本でダニエル・アラスは学生時、専門分野の専攻ではないからこそ色々と深く考えられているので読者も興味本位で読めて面白い。遠近法をめぐる一種類ではなかった方法論や地図制作、老コジモの政治的背景も遠近法と切っては切れない関係なのも深い。

  • umeko

    ラジオの番組を原稿に起こしたためか、説得力は欠くが、作品を観る、これまでの研究にとらわれない柔軟な視点が素晴らしい。

  • OKKO (o▽n)v  終活中

    友人より拝借 ◆アラス、死の直前のラジオシリーズ全25回を元に。美術と美術史の捉え方について「遠近法の成立とその展開(西洋文化の中の遠近法の意味)」「記憶術から修辞へ(中世からルネサンスへ、絵画の目的の変遷)」「史学とアナクロニスム」そして「ディテールと作家の内密性」を主題として。アラスは逸脱、異常、例外、そして細部を注視することで、「なぜそれがそうなっているのか」その意味を解読する ◆原題に「モナリザ」はない。「謎」と評されるモナリザを疑うことから始めよ、ということか ◆これは……買ってリピ読みすべきか

  • takakomama

    「遠近法の成立とその展開」「記憶術から修辞法へ」「アナクロニスム」「絵画の細部と内密性」などをラジオ番組で語った25章。絵画の細部は、言われて初めて気づいたことも多かったです。大学の美術史の先生のお勧め本。

  • いくっち@読書リハビリ中

    絵画の見方が変わる一冊。ダニエル・アラスの遺稿本。「モナリザの秘密」というよりも、イタリア・ルネサンス絵画を見るのにここを見るといいよというとてもわかりやすい作りでした。

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