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ハルムスの世界 白水uブックス

ダニイル・ハルムス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560072493
ISBN 10 : 4560072493
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

新訳10篇からなる“アンコール、ハルムス”を加え、待望の復刊!

目次 : 『出来事』(青いノート No.10/ 出来事/ 落ちていく老婆たち ほか)/ ハルムス傑作コレクション(“ひとりの男がいた”/ 交響曲第二番/ “親愛なるニカンドル・アンドレーエヴィチ…” ほか)/ アンコール、ハルムス(“私がどんなふうに生まれたか、話そう”/ 孵卵器の時期/ “コケドリについてお話ししましょうか?” ほか)

【著者紹介】
ダニイル・ハルムス : 1905年ペテルブルク生まれ。ロシア・アヴァンギャルドを代表する作家のひとりで、不条理文学の先駆者

増本浩子 : 1960年生まれ。神戸大学教授。専門はドイツ文学

ヴァレリー・グレチュコ : 1964年生まれ。東京大学特任准教授。専門はロシア文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 燃えつきた棒

    『ハルムスの世界』を読んだ。 表紙の絵が素晴らしいのだ。 『ハルムスの世界』を読んだ。 岸本佐知子が帯を書いてるのだ。 『ハルムスの世界』を読んだ。 「海外小説 永遠の本棚」の一冊なのだ。 『ハルムスの世界』を読んだ。 そこでは、「ハルムスを読んだ世界」と「世界を読んだハルムス」が追いかけっこをしていた。 「世界」が勝って、「ハルムス」はつかまった。 ハルムスは出張に出かけた。 だから、当分帰らない。

  • 花林糖

    想像の斜め上、シュールでブラック、不条理な世界。短編も良いけれど数行の「寓話」「落ちていく老婆たち」が特にお気に入り。合間に挿入されている5つのコラムも◎。ダニイル・ハルムス(1905-1942)ペテルブルグ生まれ。アヴァンギャルドを代表する作家。不条理文学の先駆者。スターリン政権下でアヴァンギャルド芸術が弾圧。1931年に逮捕1年間の流刑生活。1941年再逮捕。翌年刑務所で死去。ハルムス作品はソ連ではペレストレイカ期に解禁されるまで禁止されていた。

  • アヴォカド

    不条理以上。何本か読んだことがあるような気がしたが、かつてモンキービジネスに掲載されたものもあるのね。

  • まこ

    同じような言い回しや展開が繰り返され、時には死亡沙汰の大怪我をする登場人物たち。時折挟まれる解説と照らし合わせて読むと、起こった事を忘れさせようとしているソ連政府に対する批判がそれとなく紛れ込んでいた。笑える箇所もよく考えてみたら笑えない。子ども向けと思わせて、大人じゃないと意味の気付かない話ってある

  • あむちむ

    こんな本は初めて。 皆に愛されるのも分かる。 マンガの「ふうらい姉妹」「チャチャ・チャー子」のようなとんでも分からなさ。 「これは頭の中の考えをそのまま出しちゃったやつ!」とか、「うん、それで?そっからが知りたいのよ。」とツッコミが止まらない。 文章は優しい言葉で、読み易いです。 ハルムスに出会えた事に感謝。 途中の解説も、ハルムス初心者には大変有難く、理解するのに役立ちました。 中2の娘も気に入って、ハルムス風の文章を書いて楽しんでいます。 誰でも書けそうで、その匙加減が難しいんだろうなと感じました。

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