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ISBN 10 : 4791769902
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Content Description
霊長類学、免疫学、生態学など、生物科学が情報科学と接合される―。高度資本主義と先端的科学知が構築しつづける“無垢なる自然”を解読=解体し、フェミニズムの囲い込みを突破する闘争マニフェスト。
目次 : 第1部 生産・再生産システムとしての自然(動物社会学とボディポリティックの自然経済:優位性の政治生理学/ 過去こそが、論争の場である:霊長類の行動研究における人間の本性と、生産と再生産の理論/ 生物学というエンタプライズ:人間工学から社会生物学に至る性、意識、利潤)/ 第2部 論争をはらんだ読み:語りの本質と語りとしての自然(はじめにことばありき:生物学理論のはじまり/ 霊長類の本質をめざした争い:フィールドに出た男性=狩猟者の娘たちの1960〜1980/ ブチ・エメチェタを読む:女性学における「女性の経験」への挑戦)/ 第3部 場違いではあるものの領有されることもない他者たる人々にとっての、それぞれに異なるポリティクス(マルクス主義事典のための「ジェンダー」:あることばをめぐる性のポリティクス/ サイボーグ宣言:二〇世紀後半の科学、技術、社会主義フェミニズム/ 状況に置かれた知:フェミニズムにおける科学という問題と、部分的視角が有する特権/ ポスト近代の身体/生体のバイオポリティクス:免疫系の言説における自己の構成)
【著者紹介】
ダナ・ハラウェイ : 1944年コロラド州デンバー生まれ。イェール大学で実験生物学から科学史に転じ、生物学の博士号を取得。1980年からはカリフォルニア大学サンタクルーズ校で科学技術論とフェミニズム理論を論じ、現在は名誉教授
高橋さきの : 1957年東京生まれ。東京大学大学院農学系研究科修士課程修了、森林植物学専攻。以降、工業所有権の現場で翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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