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ほとんど無害

ダクラス アダムス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309462769
ISBN 10 : 4309462766
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

突拍子もない事故で、最愛の女性と離ればなれになったアーサー。放浪の末、サンドイッチ職人としての平安な人生を手に入れるも、突然トリリアンが彼の娘を連れて現れる。一方フォードは、銀河ヒッチハイク・ガイド社の異変に疑問を抱き…。並行宇宙を舞台に繰り広げられる、大傑作SFコメディ最終巻。

【著者紹介】
ダグラス・アダムス : 1952‐2001年。英国ケンブリッジ生まれ。1978年BBCラジオドラマ「銀河ヒッチハイク・ガイド」脚本を執筆。翌年、この脚本のノヴェライズがベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tetchy

    ナンセンスな装置と物語展開、そして並行宇宙を利用した重層的な仕掛けがきちんとなされ、単に筆を滑らせて書かれた作品ではないが、こんな結末になろうとは残念でならない。片や「最高傑作」、片や「シリーズ最低最悪の作品」と本書の世評は賛否両論真っ二つに分かれたようだ。私も傑作とまではいかないまでも物語の結末に非常に納得のいかない思いが残っている。特に前作で鮮烈な印象を残したアーサーの恋人フェンチャーチがたった1行で退場したのが非常に残念だ。前作が個人的には最も楽しかった作品だっただけに彼女の不在はなんとも心残りだ。

  • CCC

    SFを読んでいる感はシリーズのなかでは一番強かったかもしれない。ドタバタ要素はカケラほど、という感じ。そこをさびしいと思うかどうか。あといつの間にか出来ていた子供、ランダムがこの巻のキーマンで、好感が持てるタイプではないのだが、このキャラが好きになれなきゃつらいかもしれない。自分はそこまで嫌いじゃなかった。ほんとに子供だなあとは思ったけれど。評価がむずかしいラスト部分も嫌いじゃない。ただバカバカしさが薄まっていることだけが惜しい。

  • 花乃雪音

    『銀河ヒッチハイクガイド』5作目。前作のラブストーリーもそうだったが本作のシリアスな展開も『銀河ヒッチハイクガイド』に求めているおバカさと方向性が違うように思える。本作も全く別タイトルであったら評価が変わるかもしてない、というよく耳にするタイプの作品でした。

  • たみ

    銀河ヒッチハイク・ガイドシリーズ全5巻これにて完結。衝撃と達成感と寂しさにしみじみしながらグーグルで「生命、宇宙、その他もろもろの回答」を入力して出てきた検索結果に猛烈に嬉しくなった。アーサーやフォードが今でもどこかで噛み合わない漫才をしているような、作品が現実に食い込んできたかのような…、妙な錯覚に浸ることができた。たまたま知らないで偶然に検索しちゃった人はびっくりするだろうなあ。ネタにもなるので未読でもおためしあれ!

  • 鐵太郎

    出だしのトリシア・マクミランとホテルのフロントとの話、というか話にならないすれ違い。抱腹絶倒ですけど、なんというか日本人的にはリアルな笑いにならないような。その他のユーモアも面白いのですが、とても残念なことに、なんというか周波数が合わない。この感想は、このシリーズ全体について言えるのです。鐵太郎は、こういうものに周波数が合わないらしい。不思議。

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