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ISBN 10 : 4326652748
Content Description
生誕百年。今こそ必要なパーソンズの遺産の冷静で着実な継承=「パーソンズ・ルネッサンス」のための必読文献。その死の前年に刊行されたパーソンズ最後の著作の邦訳。生と死の意味の問題に正面からむきあうものこそ、パーソンズ理論であったことを、読者はここに「発見」するだろう。
目次 : 第1章 西洋世界における死(個体の死と種の持続/ キリスト教における死/ 自然科学と行為科学/ カントの相対主義/ 有機体とパーソナリティ ほか)/ 第2章 人間の条件パラダイム(パラダイムの主要な概略/ メタ理論的枠組み/ 構造的パラダイムの精緻化/ 相互交換のメディア・志向の諸カテゴリーおよび評価の標準/ メディアによって媒介された相互交換の組み合わせ ほか)/ 訳者解説 パーソンズの社会学理論―「人間の条件パラダイム」への道
【著者紹介】
タルコット・パーソンズ : 戦後アメリカ最大の社会学者。1902年にアメリカ・コロラド州のコロラドスプリングスに生まれる。アマースト大学にて、当初は生物学を、のちに社会科学と哲学を専攻。1924年アマースト大学卒業後、ロンドン大学(LSE)に留学、1925年に、ドイツ・ハイデルベルク大学の研究員となる。1927年「ゾンバルトとマックス・ヴェーバーにおける資本主義」にて博士号を取得。アメリカへの帰国後、母校アマースト大学の経済学講師を経て、1927年にハーバード大学経済学講師。1930年『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の英訳を刊行し、英語圏にはじめて、マックス・ヴェーバーを紹介。1931年新設の社会関係学部講師に転じ、のち1944年にハーバード大学社会学教授。1971年の定年までハーバード大学に在籍し、その間、ハーバード大学社会関係学部長、アメリカ社会学会会長などを歴任。1979年ミュンヘンで息をひきとる
富永健一 : 1931年東京都生まれ。東京大学大学院社会科学研究科博士課程修了。東京大学文学部教授、慶応義塾大学環境情報学部教授を経て、武蔵工業大学環境情報学部教授。社会学博士。博士(経済学)
高城和義 : 1942年宮城県生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。東北大学文学研究科教授。法学博士
盛山和夫 : 1948年鳥取県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東京大学人文社会系研究科教授。博士(社会学)
鈴木健之 : 1961年宮城県生まれ。法政大学大学院社会科学研究科博士課程修了。明の星女子短期大学国際コミュニケーション学科助教授。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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