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ギデオン -第九王家の騎士-上 ハヤカワ文庫ft

タムシン・ミュア

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150206130
ISBN 10 : 4150206139
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第一王家の“不死の王”たる銀河帝国の皇帝が即位して一万年。配下の八王家から、王位継承者の死霊術師とその首席騎士が召集される。皇帝がその治世で初めて、絶大な力と悠久の命を持つ側近リクトルの後継者を選ぶというのだ。第九王家の女剣士ギデオンは、幼いころから確執のある骨の魔術師“聖なる娘”ハロウハークとともに、第一王家の惑星へと向かうが…。ローカス賞、クロフォード賞受賞の死と魔法のファンタジイ。

【著者紹介】
タムシン・ミュア : 1985年オーストラリアに生まれ、ニュージーランドのハウィックで育つ。現在はイギリスのオックスフォードで暮らしている。2010年のクラリオン・ワークショップに参加し、2011年に短篇“The House That Made the Sixteen Loops of Time”でデビュー。2015年に発表した短篇“The Deepwater Bridge”がネビュラ賞、世界幻想文学大賞などの最終候補になる。2019年刊の第一長篇となる本書『ギデオン―第九王家の騎士』は、ローカス賞第一長篇部門とクロフォード賞(ファンタジイの第一長篇に与えられる賞)を受賞したほか、ヒューゴー賞・ネビュラ賞・世界幻想文学大賞など各賞の最終候補に挙がった。2020年に続篇Harrow the Ninthが刊行され、ヒューゴー賞・ローカス賞の候補になった。シリーズ第4作までの刊行が予定されている

月岡小穂 : 英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 南北

    銀河帝国皇帝の側近であるリクトルの後継者を選ぶため、8王家の王位継承者と首席騎士が招集される。物語は表紙にある第9王家の首席騎士(ということになっている)ギデオンの視点で進められる。第9王家から何度も脱走を試みているギデオンは王位継承者の王女とそりが合わず、2人のやりとりを見ているだけでもおもしろい。ファンタジーのようにもSFのようにも見えるが、迫力あるギデオンの戦闘シーンや殺人事件が起きるなどミステリー要素もあって、盛りだくさんな内容になっている。まだまだ謎は多いので、下巻も読んでいきたいと思う。

  • あおでん@やさどく管理人

    ファンタジー要素に加え、とある事件が起こるのでミステリー要素も加わる。王位継承者と騎士が集められた場所は、かつては栄華を誇っていたが今は廃墟と化している所もある。どうしてそうなったのかは未だ分からず、そして姿を現すことのない第一王家の存在も不気味。下巻で謎は解けるのだろうか。

  • もち

    「あたしがずっと求めてたのは、それだけだよ」◆第九王家の王女と騎士は、不死の王の側近を選定する試験に向かう。廃墟に集う九つの王家。勝利条件は不明。終始、<聖なる娘>に振り回されるギデオンは、地下施設で変わり果てたネクロマンサーを見つける――■開幕から決闘をぶちかます主役二人に唖然。謎の施設を探索してアイテムを集めていくRPG的な楽しみに、躍動感溢れる戦闘シーンの興奮、さらに全編通して「死」がのしかかり、仄暗くも魅力あるファンタジーに仕上がっている。

  • どんまいシリル

    表紙の如く、少年のようなギデオン。品はないが、バカではなく、意外といい奴。ファンタジーの王道の「奴隷」から始まり、騎士になり、王女(ネクロマンサー)を助けていく。シャトルがあるのに荒廃している感じの世界観が、絶妙。第一から第九王家があり、それぞれ中二病みたいな肩書きがついている。登場人物も多いので、かなり混乱しているが、いやいや、なかなか面白い。下巻へ。

  • アカツキ

    閉ざされし墓全4部作の1作目。各王家にとって不都合な人間を放り込む僻地、第九王家で奉公人として蔑まれている女剣士ギデオンは87回目の脱走を試みていたが、あと少しというところで犬猿の仲の第九王家継承者ハロウハークが現れる。ハロウハークとの決闘で敗れたギデオンは、銀河帝国皇帝の側近リクトル後継者になるべく第一王家の惑星へ向かうハロウハークの騎士としてお供することに…。王家は死霊術使いというSFファンタジー。ほかの王家が出てきたところから面白くなってくる。ロマンスは百合風味。

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