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ミイラ学 エジプトのミイラ職人の秘密 オロジーズシリーズ

タマラ・バウアー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784905530824
ISBN 10 : 4905530822
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ミイラについての児童書は数あれど、ミイラ職人の目線で語られた本は、はじめて!鮮やかで精巧な絵は、まるで古代エジプトの世界を蘇らせたかのよう。カイロ・アメリカン大学のエジプト学教授サリマ・イクラム博士も絶賛!

【著者紹介】
タマラ・バウワー : 大学で美術を学び、メトロポリタン美術館古代エジプト部門で働きながら、考古学的イラストレーターの腕を養う。さらにエジプト、トルコなどで発掘調査のテクニカルイラストレーターも経験。代表作の『どのようにアマゾンの女王がエジプトの王子と戦ったか』は、ALAアメリアブルーマー賞(ノンフィクション絵本部門)、ブルーリボン賞(ノンフィクション部門)、アフリカーナブック賞(児童書部門)受賞。ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • れみ

    王妃の父が亡くなり、ミイラとなって死後の旅が始まるまでを、おもにミイラ職人の仕事ぶりから紹介する本。もちろん手間のかかる経験がものを言う決して楽ではないミイラづくり。亡くなった方への尊敬、生や死というものに対する畏敬の念、自分の仕事に対する誇りがなければできない仕事だと思う。そして、死者の魂が冥界の王オシリスと会う場面とか葬列の場面とか、とにかく絵が素晴らしい。最後の方に紹介されている実際のミイラの写真も、衝撃的ではあったけど、状態が良いせいか生前の人柄すら想像できそうな感じでもある。

  • G-dark

    ミイラづくりの手順だけでなく、古代エジプト人の死生観も学べる児童書。ミイラ職人を主人公にしたストーリー仕立てなので読みやすい上、本物のピラミッドの中に描かれていそうな美しい絵に圧倒されます。ミイラづくりは死者への愛と思いやりに満ちた神聖な行為であり、ミイラ職人の細かく丁寧な仕事ぶりのおかげで、この本を読んでいて「怖い」とか「気持ち悪い」といった気持ちには一切なりません。なぜ脳や内臓を体の外へ出す必要があるのか、なぜ心臓だけは体の中に残す必要があるのか、といった謎についても解説されています。

  • たまきら

    いや、これは面白い!絵本ですが専門書でもあり、大人がうなってしまう情報量です。娘さんは怖がりなのであまりミイラには興味を持ちませんが、墓荒らしの話を読んでいるうちに呪いとか馬鹿らしくなってきたようです。…だよねえ。

  • さえきかずひこ

    アメンホテプ3世(紀元前14世紀)の正妻ティイの父イウヤの死をモチーフにミイラの作り方が、美しい挿絵と共に丁寧に解説されている。古代エジプト人はミイラ作りについて書き残してはおらず著者は紀元前5世紀のヘロドトスらが遺した記述を参考にしたようだ。実際にイウヤとその妻チュウヤの墓が1905年にセオドア・デイビスに発見された際のエピソードが書かれたあとがきも簡潔だがとても読みごたえがあり、古代エジプトには貴い死者を丁重に時間と手間をかけて葬る高度な文化が存在していたことを分かりやすく知れる。おすすめの絵本です!

  • nakmas

    これは絵本の域を超えている。 ミイラについて詳しい書籍は他にたくさんあるだろうけど、逆にこの内容の濃さで、絵本の形にまとめてくれたことに、敬意を示したいくらい。

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