タイラー・ハミルトン

Individuals/organizations Page

Books

シークレット・レース 小学館文庫

タイラー・ハミルトン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094088014
ISBN 10 : 4094088016
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ドーピング、隠ぺい、手段を選ばぬ勝利の追求―自転車レースを支配するシリアスな闇の世界に、ランス・アームストロングのマイヨジョーヌに貢献した元プロ自転車選手のタイラー・ハミルトンとノンフィクション作家のダニエル・コイルがメスを入れる。煌びやかなプロ自転車競技界の裏側にある幾重にもつらなった腐敗を暴き、かつ恐ろしいまでに不穏な世界を暴きだす。元プロ自転車選手ならではの心理を克明に描いた傑作ノンフィクション。

目次 : “ゲーム”のなかへ/ 現実/ 欧州へ/ ランスとふたり/ 『がんばれ!ベアーズ』/ 秘密のシステム/ 新たなレベル/ 決裂/ 再出発/ 頂点へ/ アタック/ オール・オア・ナッシング/ 陽性反応/ 捜査官ノヴィツキー登場/ かくれんぼ/ 終結

【著者紹介】
タイラー・ハミルトン : 元プロ自転車選手。オリンピック金メダリスト。2008年までプロ選手として活躍。現在はモンタナ州ミズーラでコーチビジネスをしている

ダニエル・コイル : 作家。ベストセラー多数。オハイオ州クリーブランドハイツとアラスカ州ホーマーを拠点に執筆活動をしている

児島修 : 英日翻訳者。立命館大学文学部卒(心理学専攻)。翻訳を手掛けているジャンルは、スポーツ、ビジネス、ITなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 小梅

    読み応えがありました。1995年〜2005年は一番ツールをケーブルテレビにかじりついて観ていた頃で、ハミルトンの告白は当時を鮮明に思い出させるものでした。ドーピング…それはトップの選手だからこそ効果がある。体脂肪を5%以下にまで絞り込んだ先にあるもの。大変興味深く読みました。

  • ケイ

    ツール・ド・フランスの醍醐味である山岳コース。プロトン(先頭集団)でさえ向かい風を受けて必死でペダルを踏んでいるかのように見える中、一人だけまるで追い風を受けているように飛び出していく選手。その姿は見るものを驚嘆させる。それが計算され尽くした薬物摂取の結果であったなら…。7度もマイヨジョーヌを手にしたアームストロングは、その全てを剥奪された後、TV番組で薬物摂取を認めた。彼を助け、後にライバル、そして敵となるハミルトンの独白の形をとる本著が、選手達をドーピングから守るきっかけになっていることを願う。

  • Kenichi Yanagisawa

    この本は、ツールドフランスを7連覇したアームストロングが所属していたUSポスタルサービスと同じチームにいたメンバーのドーピング暴露本だ。この本を読むまで、ドーピングって一部の人が不正に実施する裏技のようなイメージだった。ところがロードレースの世界はそうではない(なかった)というのに驚きを感じた。しかも力のないものがあたかも力のあるように使うのではなく、トップクラスの者でもそれがなければ戦えないという代物だというものだということ。

  • hnzwd

    100年以上の歴史を持ち、世界最高峰の自転車レースであるツール・ド・フランス。実はこの大会、1999年から2006年の7年間、優勝者がいない。理由は、この間に7連覇を果たしたランス・アームストロングがドーピングにより、記録を剥奪されたから。本書は同じくドーピングで処罰されたロードレーサーが、なぜドーピングに手を染めてしまったかや、手を出すしか無かったロードレース界の真の姿。そこまでしてでも留まりたかった世界から追い出され、大切な事に気付くまでを描いたスポーツ著。単なるゴシップ本にはない真実を感じられます。

  • けい

    読友さんが読まれた感想から、読みたくなって本書を手に取りました。大きな名誉と大きなお金が絡むプロスポーツの世界。バイクレースの影の部分をタイラーの独白という形で綴る今作。一連の事柄を通して、人はこれほど強く、これほど弱いものなのかと思い知らされ、組織と言うものの汚さも見え隠れします。本当に厳しい世界なんだなと再認識。いつかドーピングの事を考えずレースを観れる日が来る事を、一バイクレースファンとし祈ってやまない作品でした。知る機会を与えて下さった読友さんに感謝です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items