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ウラジオストク 日本人居留民の歴史 1860-1937年

ゾーヤ モルグン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784490209426
ISBN 10 : 4490209428
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

当時の資料・写真・関係者の証言に基づくロシア極東の地に刻まれたもう一つの日本近代史。往時の人とモノの移動を物語る文献にして第一級の史料。街の歴史と、異国の地に暮らした日本人の生活史を辿る初の「ウラジオストク通史」

目次 : 第1部 ウラジオストクへの最初の日本人の出現から日露戦争の終結まで(ここがウラジオストクの港となるであろう/ 瀬脇寿人のウラジオストク訪問/ ウラジオストクを訪れた最初の日本人たち ほか)/ 第2部 ポーツマス条約から日本の軍事干渉終了まで(1905〜1922年)のウラジオストク日本人居留民(ポーツマス講和条約締結からロシア革命まで(1905〜1917年)の日露関係/ 日本に対する極東諸権力の立場(1906〜1916年)/ スパイ熱 ほか)/ 第3部 日ソ外交関係の樹立前後から1937年の全日本人引き揚げまでのウラジオストク日本人社会(ロシア内戦と干渉戦争の終結から日ソ間の外交関係樹立まで/ 横浜正金銀行とツァーリの金塊/ 初期の外交関係とウラジオストクにおける日本の存在(1925〜1929年) ほか)

【著者紹介】
ゾーヤ モルグン : 1947年ウラジオストク市生まれ。1970年、極東国立大学卒業。専門は日本学・日露関係史。ソ連科学アカデミー東洋学研究所にて歴史学博士候補取得。1971年よりロシア科学アカデミー極東支部歴史・考古学・民族学研究所研究員。1993年より極東国立大学東洋学院で教鞭をとる。現在、極東連邦大学助教授。ロシア・アムール地方研究協会の正会員、ロシア沿海地方の「日本友好協会」理事。2012年、日本・ロシア間の文化交流・相互理解の促進に寄与したことなどが評価され、日本国外務大臣表彰を受賞、2015年には旭日小綬章が授与された

藤本和貴夫 : 1938年、京都市生まれ。大阪経済法科大学学長。1964年、大阪外国語大学ロシア科卒。1973年、東京大学大学院社会学研究科国際関係論専攻博士課程退学。大阪大学教養部講師を経て、1986年大阪大学言語文化部教授。2002年、大阪経済法科大学教授、大阪大学名誉教授。2005年より、大阪経済法科大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • majiro

    興味深いなあ〜。タイトルにあるように、強制退去があった1937年までをひとくくりとしているけれど、んなこと言っても、血の繋がりも含めて、歴史の終わらない部分もあるんだろう。ウラジオストク、すんげー寒そうだけど、熱い歴史の舞台だ。一度は行ってみたいな。

  • BLACK無糖好き

    かつておよそ5千人程いたと言われるウラジオストク日本人居留民の歴史の叙述。挿入されている当時の写真や新聞記事等にも時代の趣きが溢れている。居留民の視点からのロシア革命と日本の干渉戦争(シベリア出兵)も興味深い、その後の日本軍撤兵に伴い多くの居留民も撤退する。◆この手の本を読むと不思議な感覚にとらわれる、その時代に生きた訳でも現地にいた訳でもないのに、何故か懐かしさや望郷の念に似た昔何処かで見たような光景がオーバーラップし・・・・・この感覚は文章で表現するのは難しい^^; 

  • トクナガ

    ウラジオストクに日本人が出てくるのなんてせいぜい日露戦争以後だと勝手に思っていたので想像以上に早く現地に住み着いている人が多くて驚いた。当時の極東の政治事情を説明しつつ現地の細かい情報まで知れたので面白かった。

  • てり

    「地球の歩き方」ロシア極東版で、ウラジオストク他ロシア極東の地に日本人の様々な活動の痕跡があること、またこの本の存在を知り手に取る。早い時期に電線が引かれ定期航路もあったという長崎との関係が興味深い。日ロ関係により振り回されつつも現地で逞しく活動した日本人たちの記録に、なんだか少し元気をもらった気がする。

  • ヤマーナ

    ウラジオストクの日本人について詳細に記述された著書。

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