ゾラ・ニール・ハーストン

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ヴードゥーの神々 ちくま学芸文庫

ゾラ・ニール・ハーストン

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480510587
ISBN 10 : 4480510583
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

私たちの世界には生者と死者がいる。だが、ハイチには生者と死者がいて、それからゾンビがいるのだ―。20世紀前半の人類学者ハーストンは、米国南部の黒人民話の調査を経て、カリブ海域へフィールドワークの旅に出る。その成果たる本書は、習俗や秘儀等の民族誌的記述のみならず、ハイチの歴史や政治批評、調査体験談が縦横に挿入され、最後は音楽とダンスの始原についての短い神話で締めくくられる。ハーレム・ルネサンスの黒人作家としても知られる彼女の手法は、学術研究と口承文学のあわいを往還し、「遠い異文化の客観的記述」としての文化人類学に異議を投げかけた。“異色の人類学”の著作として名高い書。

目次 : 第1部 ジャマイカ(雄鶏の巣/ カレー・ゴート/ 猪狩り/ 通夜の歌/ カリブの女たち)/ 第2部 ハイチの政治と人々(国家の再生/ 次の百年/ 黒いジャンヌ・ダルク/ ルコントの死)/ 第3部 ハイチのヴードゥー(ヴードゥーの神々/ ゴナーヴ島/ アルカーエと、その意味するところ/ ゾンビ/ セクト・ルージュ/ パルレー・シュヴァル・ウ(わが馬よ、語れ)/ 墓場の土、その他の毒/ ドクター・リザー/ 神とホロホロ鳥)

【著者紹介】
ゾラ・ニール・ハーストン : 1891‐1960年。米国南部生まれ。小説家、民俗学者、戯曲家、文化人類学者。4つの小説、2つの民話集、自伝、50作以上の短編、エッセイや戯曲をのこす

常田景子 : 翻訳者。上演台本の翻訳多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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