セルマ・オッティリアーナ・ロヴィサ・ラー

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ニルスのふしぎな旅 4

セルマ・オッティリアーナ・ロヴィサ・ラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784036510603
ISBN 10 : 4036510606
Format
Books
Publisher
Release Date
December/1982
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

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  • 夜間飛行

    ここに来てガチョウ番のオーサとマッツの過去が明かされる。呪われた旅の女を泊めたばかりに姉と母を喪った二人は、或る人からそれは結核という病であって呪いではないと教わる。この幼い姉弟はその事を失踪した父に知らせるため北へと旅立つのだ…民衆に結核予防を伝えつつ、弟の死をも乗りこえ、姉オーサは父との再会を果たす。長い物語の中でニルスはオーサに、オーサはニルスに力添えをしている。ニルスは動物とも助け合い、最後は人間に戻る。運命に打ち勝つ勇気のすばらしさを感じた。人は他の誰かに力添えができ、幸せは重なり合って広がる。

  • mae.dat

    完訳版って事で選んだんだけど、ニルス直接関係ない話が結構有った。そう言うところカットしているんだね。きっと。

  • 翔亀

    【4/4】長い旅であった。スウェーデン一周4,000kmという距離だけではない。世界創生神話や都市形成伝説へ時間を遡る旅でもあった。しかし、同国国民学校9歳の児童の地理の教材として書かれた本書が、なぜ世界中の読者(翻訳80ヶ国)を獲得したのか。20C初頭の先生から児童中心へという自由教育運動を背景に、近代化/工業化の進む中で、開発により失われつつあった自然や生き物、とりわけ鳥の眼で世界を描いたからこそ富国強国・修身教育とは違う教育書となったのだろう。ニルスを教育するのは人間ではなく雁の長老アッカなのだ。

  • Die-Go

    図書館本。ニルスの長い長い旅も終わりを迎える。あのいじわるでいたずら小僧だったニルスのなんと成長したことか。この上ないハッピーエンドだった。★★★★☆

  • ワッピー

    失踪した父親を捜して旅に出たオーサとマッツの物語は涙なしには読めません。そしてラップランドに着いたニルスを迎えたアッカの愛情表現は、この作品の中でももっともワッピーの琴線に触れるものです。夏の時はあっという間に流れ、アッカの群れは若いガンたちを連れて南に向かいます。人間に戻るための条件を知ったニルスの葛藤、アッカやバタキのフォローも目が離せません。「人間はこの世のなかに自分たちだけで暮らしているのだと思ってはいけない」というアッカの言葉は、当時の産業立国期から現代まで貫く重要なメッセージだと感じます。

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