セルジュ・ラトゥーシュ

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脱成長(ダウンシフト)のとき 人間らしい時間をとりもどすために

セルジュ・ラトゥーシュ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784624011918
ISBN 10 : 4624011910
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「成長を続ける」という幻想論か、「成長をやめる」という現実論か。希望を信じて進歩と成長を続けてきた現代社会。しかし、これ以上先に道はあるのだろうか。「成長し続ける」ことは良い選択なのだろうか。成長と決別し、人間としての本来の生活をとりもどすダウンシフトへ―「脱成長」の旗手ラトゥーシュとアルパジェスが「脱成長」のエッセンスを解説!

目次 : 序章 いまこそそのとき/ 第1章 時間の多様性の喪失:方向転換の必然性(生産至上主義の名のもとに押しつぶされた時間/ 強制されたスピード/ 製品寿命の人為的操作/ 永遠を現在に:持続可能な発展/ 仮想的な時間/ 時間を売るということ)/ 第2章 本来の時間をとりもどす(時空間の再構築/ より良く生きるために働く量を減らそう/ 隔たりを減らし、ゆとりを見出す/ 地域活動の再発見/ 時間を元に戻す)/ 終章 同じ世界で別の生き方をする

【著者紹介】
セルジュ・ラトゥーシュ : 1940年生まれ。フランスのオルセー大学経済学名誉教授。経済思想。「脱成長」思想の先導者として知られる

ディディエ・アルパジェス : リセの経済学・社会学教授。生態学、政治経済学。指導教官ラトゥーシュのもとで、1970年に学位(DES)取得(リール大学、経済学)

佐藤直樹 : 1953年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。理学博士(東京大学)。光合成、植物機能ゲノム学、生命基礎論

佐藤薫 : 1992年生まれ。東京工業大学工学部社会工学科在学。日仏の労働環境の違いを計量経済学的に研究中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かわ

    青少年向けに書かれたパンフとは言え、著者が伝えたい要点はまとまっているそう。 資本主義、消費社会に囚われている現代人には耳が痛くなる話ばかりだが、一人ひとりが人間的な生活を送るにはどう行動すべきか、どこに向かっていくのかを定めていかないといけないな。 スローもダウンも悪いことではない。 「成長し続けないといけない」という価値観も、もしかすると現代社会が生んだ思い込みなのかも。 「時は金なりではなく、時間はお金よりも価値があるのです。」

  • Masa

    社会が目指す方向に疑問を抱きはじめた頃

  • diablo

    以前からセルジュ・ラトゥーシュの著作が読みたかったが、比較的平易な文章のものがあったのでやっと読めた。基本的な価値観は似ているのであまり違和感はなかったが、それだけに、「成長至上主義」に対する批判以外に、脱成長後の社会像についての描写がほしいなと思った。原著はパンフレットのようなものとのことなので、彼の他の分厚い翻訳書を読む必要があるか…。私は北欧の Hygge の考え方がちょうどいいと思っているのだが。通勤の乗り物と時間のくだりが好きだ。

  • ymg

    競争社会の中でペースを落として生活を大切にしよう。高速な移動ではその間の時間が喪失していて、生きていないというところに共感した。最近の捨てて、良いものを大事にするという考えに沿っている。後書きに訳者も触れているけど、大きな流れではまだ現実的ではない。

  • す○○

    10万年かけて地球が作った燃料を1年間で燃やしてしまう生活がいつまでも続くわけがない。早晩行き詰まるであろう資本主義の解決策として「脱成長」に希望を託したい。「時は金なりではなく、時間はお金より価値がある」(P110)死ぬことが時間を失うこととすれば生命とはまさに時間であり、私たちのスローガン:「より良く生きるために、働く量を減らそう」(P86)は説得力を持つ。文章との相性が悪いと感じたが訳者あとがきを読み理由が分かった。

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