Product Details
ISBN 10 : 4296115081
Content Description
常識を超えた成功、莫大な富をこの手に入れるなら、「実現しそうにないアイデア」にこそ投資せよ―。それが「べき乗則(Power Law)」の世界だ。シリコンバレーに絶頂期をもたらしたベンチャーキャピタルの内実と、その社会的衝撃を緻密に描いて話題を呼んだベストセラー、待望の邦訳。インテル、アップル、そしてグーグル…。我々の日常をつくった企業は、どのように生まれたのか。波乱と興奮の物語に、世界の実相を読み解くカギがある。英エコノミスト誌の東京支局長、ワシントン支局長などを歴任し、現在、米外交問題評議会に在籍する著者のセバスチャン・マラビーは、この大作を執筆するため、4年間で300回ものインタビューを行った。アーサー・ロック、ユージン・クライナーとトム・パーキンス、ドン・バレンタイン、ジョン・ドーアなど錚々たる投資家たちが登場、起業家を見出し成功へ導く姿を活写する。ベンチャーキャピタリストはほかの金融の担い手と何が違うのか、彼らとスタートアップが結びつくとき何が起きるのか―。本書は、イノベーションを牽引する存在に迫る挑戦的な試みである。「エコノミスト」誌が選ぶベスト・ブック!(2022年)
目次 : 序章 合理的ではない人々/ 第1章 アーサー・ロックと才能を解き放つための資本/ 第2章 ファイナンス理論に縛られないファイナンス/ 第3章 セコイア、クライナー・パーキンス、そしてアクティビストの資本/ 第4章 アップルをめぐるひそひそ話/ 第5章 シスコ、スリーコム、そして勢いづくシリコンバレー/ 第6章 「用意周到」派と「臨機応変」派/ 第7章 ベンチマーク、ソフトバンク、そして「誰もが1億ドルを必要としている」/ 第8章 グーグルへの出資、これといった条件もなしに
【著者紹介】
セバスチャン・マラビー : 米外交問題評議会で国際経済担当のポール・A・ボルカー・シニア・フェロー。主な著作にフィナンシャル・タイムズ紙とマッキンゼーが共同選考で2016年の最優秀ビジネス書に選んだThe Man Who Knew:The Life and Times of Alan Greenspan(邦題『グリーンスパン:何でも知っている男』日本経済新聞出版)、More Money Than God:Hedge Funds and the Making of a New Elite(邦訳「ヘッジファンド:投資家たちの野望と興亡I、II』楽工社)など。オックスフォード大学で近現代史を学び、1986年の卒業後、エコノミスト誌に入り、南アフリカ、日本の駐在を経て1997−99年にワシントン支局長。1999年にワシントン・ポスト紙に移籍し、現在は客員コラムニスト。夫人はエコノミスト誌編集長のザニー・ミントン・ベドーズ氏
村井浩紀 : 1984年に日本経済新聞社入社。ヒューストン、ニューヨーク、ロンドンに駐在。経済解説部長などを経て2018年から日本経済研究センター・エグゼクティブ・フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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よしたけ
読了日:2024/01/23
速読おやじ
読了日:2023/11/19
しゅん
読了日:2024/10/08
人生ゴルディアス
読了日:2024/08/03
takao
読了日:2024/01/13
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