Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• GaGa

  読了日：2012/06/16

  読み出した当初は「ああ、面倒くせえ本だなぁ」と悪態をつきながら読んだのだが、三分の一ぐらいを読んだ辺りからはもう、一気読み。と、いうか間をあけるとさらに意味がわからなくなっちゃうんじゃないかなあと思った。あまり詳しく感想を書くと確実にネタバレになるので書けないが、とにかく夢中で読める本であることは確か。

• あさうみ

  読了日：2018/05/01

  母親を惨殺したあと、子供も制限時間内に父親が見つけ出さねば死ぬ。まるでゲームのような快楽殺人犯の容疑をかけられていく主人公。本作はノンブルが逆さにふられ、章83から始まる。このトリックは最後の数ページを読めばハッとする。犯人は比較的すぐに分かるものの、この仕掛けに唸った。続編は未翻訳。。どうなったの！？気になる…！

• うまる

  読了日：2020/12/12

  フィツェックのサイコスリラー日本5作目。エピローグから始まり、章番号もページ番号も逆順という作りにワクワク。メメント構成ではなく、話は時系列順に進みますが、なぜ逆順なのかは最後になって納得という感じです。その仕掛けよりもラスト手前の第2章でうわぁ〜やられた〜となり面白かったです。ただ出版社が変わって読み心地が変わったからなのか、今までの作品と比べると気分が乗らなくて、やめられない感が少なかったです。 誘拐された子供側の描写と作品内の時期から『クリスマスに少女は還る』を思い出しました。

• reo

  読了日：2018/06/20

  元ベルリン警察の交渉人で、今は新聞記者として活躍するツォルバッハは”目の収集人”と呼ばれる殺人鬼が関わる事件を追っているが、犯人の罠に嵌り容疑者にされてしまう。作者は早い時期に、盲目の超能力者アリーナを登場させる。彼女は療法士で、患者の体に触っただけで、過去の出来事がその人の眼で見てるように思い浮かぶという。「ラジオキラー」や「サイコブレイカー」で登場する、ラジオ局制作部長のディーゼルの役割をここではアリーナに背負わせている。終盤の工夫は面白いが、超能力者とかは真実味に欠けいけません。ﾏｧそんなとこやね。

• マムみかん(＊ほぼ一言感想＊)

  読了日：2012/05/22

  物語は、エピローグから始まってプロローグへ向かいます。 こういう章立て・ページが逆になっている構成の作品は初めてだったので、どんな意味があるのかわからず、少々読むのにてこずりました(笑)。 確かに、誘拐された子どもの命がカウントダウンされているので、ページが減っていくと共に緊迫感は増します。 でも、最初にエピローグで悲劇的な結末を明かしちゃうなんて、読むのが辛いだけじゃ？…と思っていたら…びっくり！！ そのための仕掛けか〜と納得ですよ☆

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します