セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ

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誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性 光文社未来ライブラリー

セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334770556
ISBN 10 : 433477055X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人はSNSやアンケート調査には嘘をつくが、グーグルやポルノサイトなどの検索窓には本当の欲望や本心を打ち明ける。そんな膨大な「ビッグデータ」をグーグルの元データサイエンティストが分析。米国の隠れた人種差別を暴き出すのを皮切りに、世界の男女の性の悩みから、名門校入学の効果、景気と児童虐待の関係まで、通説とはまったく違う人間と社会の真の姿を明かしていく。驚くべき事例満載でおくる全米ベストセラー!

目次 : いま起きているビッグデータ革命/ 1 大きなデータ、小さなデータ(直感は裏切り者)/ 2 ビッグデータの威力(夢判断は正しいか?/ 何がデータになるのか―驚くべき新データの世界/ 秘められた検索/ 絞り込みという強力な手法/ 世界中が実験室)/ 3 ビッグデータ、取扱注意(できること、できないこと/ やってはいけないこと)/ 結びに ここまで読み通してきた人は何人?

【著者紹介】
セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ : スタンフォード大学で哲学を専攻し優等で卒業後、ハーバード大学で経済学の博士号を取得。グーグルのデータサイエンティスト、ペンシルバニア大学ウォートン校の客員講師を経て、現在ニューヨーク・タイムズ寄稿者。グーグルの検索データなどのビッグデータを分析して、人種差別やヘイト、鬱病、児童虐待、性的嗜好などさまざまな社会現象の真相を探っている。2017年刊『誰もが嘘をついている(Everybody Lies)』はニューヨーク・タイムズ紙ベストセラーとなり、エコノミスト紙ブックオブザイヤーにも選ばれた

酒井泰介 : 翻訳者。ミズーリ大学コロンビア校ジャーナリズム学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ATS

    好奇心を刺激するワクワクしながらの読書だった。Googleの検索などのビッグデータ(リアルワールドデータ)から人の本音を探っていくという。扱う分野は選挙の結果から差別意識、病気の発見、勝てる競争馬の特徴まで幅広い。科学界は再現性の問題に直面しておりこういうデータは相互補完的に真実に迫ってくるだろう。本書は面白データの羅列に終始せずビッグデータの限界(既存の研究との相互補完性)や多重性の問題(変数を多くすると偶然的に有意差が生まれる)、倫理的な問題にも触れているところ。Googleは現代の告解室だなぁ。

  • ともブン

    光文社未来ライブラリーの新刊。同じシリーズの「第1感」マルコム・グラッドウェルを読んでからの方がおすすめ。人は見栄を張る。Facebookやインスタには楽しげで充実した暮らしを、アンケートには匿名のものにすら本音を脚色して回答してしまう。だけどネット検索には本音をぶちまける。そこに入力された赤裸々な悩みやエゴ、フェティズムに差別意識。このビッグデータを分析すると驚くべき相関関係が炙り出されていく。ただし、「経済学は過去の出来事を分析するもの、未来予測する道具ではない」人間の行動の予測つかなさも興味深い。

  • はるき

    ビックデータのヤバさをユーモアを交えつつ解説する良書。うん、人間って見栄張りでしょーもなくて割と偏屈だよね(^_^;)Google検索でこれだけ赤裸々に分かるなら最近噂のチャットGPTのヤツはどれだけ…。プライバシーはもはや過去の遺産かな。

  • 復活!! あくびちゃん!

    結果として『人はGoogleの検索ボックスには真実を告白する』ということが書いてある本。翻訳本の典型的なパターンで、まどろっこしい書き方がされており、非常に読みづらく退屈。個人的には、「Googleの勝因は、より優れたデータを見出したから」「より多くのデータを集めるよりも、正しいデータを集める方が大切だ(当たり前!)」「分身検索をうまくするためには、自分が嫌いなことを同じように嫌っている人を探すべき」は、タメになったのでヨシとしよう。

  • バーニング

    思ったよりも面白かった。前半はセックスやポルノの話題が多いので、面白い要素はありつつ少し辟易するところもあったが、後半はデータ分析の政策的応用の話や差別と倫理についても触れられていてバランスが良いとも言える。著者は『ヤバい経済学』のアップデートを自負しているが、最近中公新書から出た『陰謀論』と合わせて読んでも面白いかもしれない。どちらの本も人間は表立ったところではなかなか本音を言わない社会的望ましさバイアスについて触れられている。

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