スーネ・デ・スーザ・シュミット=マスン

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カレン・ブリクセン / イサク・ディーネセンについての小さな本

スーネ・デ・スーザ・シュミット=マスン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784991229312
ISBN 10 : 4991229316
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

 二つの作家名で知られ、英語とデンマーク語の二言語で作品を発表し、ヘミングウェイに自分よりもノーベル文学賞を受賞するのにふさわしいと言わしめたカレン・ブリクセン/イサク・ディーネセンについてのブック・ガイド。
 ブリクセン博物館元ガイドで、現在デンマークを代表する出版社で編集長を勤める著者による、文学への情熱ほとばしる熱い解説で、難解なカレン・ブリクセン/イサク・ディーネセン文学がたちまち親しみやすく、身近になる!
 ギーオウ・ブランデス賞受賞作。

 本書を読むと、次のような疑問が解けます。

●カレン・ブリクセン/イサク・ディーネセンは作品の大半をどうして最初に英語で書き、後から母語であるデンマーク語に訳したのか?
●なぜ女性なのに、イサク・ディーネセンという男性名を筆名に使ったのか?
●ビギナーが最初に読むのにお勧めの作品は?
●植民地時代の空気が色濃く表れた『アフリカの日々』(『アフリカ農場』)で、ブリクセン/ディーネセンは他の入植者にはなかった画期的な視点を提示した。それはどんな視点か?
●『アフリカの日々』で描かれるアフリカ像は、それまでのステレオタイプとどう異なっていたのか?
●国際的成功を収めたものの、デンマークでは文章がむやみに複雑でひねくれていて、お高く止まった感じがするなどといった批判も浴びた『七つのゴシック物語』。難解な物語には、一体何が書かれていたのか? またその魅力は?
●ブリクセン/ディーネセン『復讐には天使の優しさを』と、ダフネ・デュ・モーリア『埋もれた青春』との奇妙な共通点とは?
●ドイツ占領下のデンマークで書かれ、全編北欧が舞台となった『冬の物語』の読みどころは?

【著者紹介】
スーネ・デ・スーザ・シュミット=マスン : 1979年生まれ。編集者、翻訳家、作家。講師兼ガイドとしてカレン・ブリクセン博物館に勤務していた。大学でカレン・ブリクセンについて研究。文学修士。出版社の歴史についての本や、作家ギーオウ・ブランデスやヘアマン・バングなどについて様々な記事を執筆。現在、デンマーク最大手の出版社で編集長を務める

枇谷玲子 : 1980年生まれ。翻訳家。2003年、デンマーク教育大学児童文学センターに留学。2005年、大阪外国語大学(現大阪大学)卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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