Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• モリー

  読了日：2018/07/22

  美術ってなんだろう？という長年の疑問に答えてくれる本でした。数多くの美術作品を鑑賞しながら、著者の解説を読んでいくうちに、一口に“美術”と言っても描かれた時代によって技法や題材も違えば、芸術家達の考え方も大きく異なる事がわかった。また、人々の受けとめ方も時代によって変化する。写真の登場が芸術家達に与えたインパクトも大きかったのだろう。写真の技術を利用した作品が登場する一方、写真では表現出来ない何かを芸術家達が模索した事が分かった。「ヴィーナスの誕生」は神様を描いたものだから裸が許されたという豆知識も得た。

• かわうそ

  読了日：2017/11/07

  巨匠たちの作品の見方を簡潔に説明してくれる、子供から大人まで楽しめる美術の本。学校で教科書として使ってくれてもいいのにと思うくらいの内容。小難しく考えるから美術は苦手になる。みんな単純に、「世界は僕にはこう見えるんだ！」と言ってるだけなのにね。美術が特に苦手という方にこそ勧めたい一冊。

• 遠い日

  読了日：2018/08/17

  簡単な質問を重ねながら、アートの世界に踏み込んでいく。気づけば、いろいろなアートの歴史や発達、表現方法の意味など、理解しやすいことばで解説されていて、ふむふむとうなづくわたしがいた。アートの奥深さ、幅広さ、まだまだ今も進化し続ける。

• アキ

  読了日：2018/04/28

  美術って、どうして裸の人ばかりなの？子ども向けの素朴な疑問とその答えになる絵が紹介されている。子供向けの本によくある押しつけがましさがなく解説も詳しく大人でも十分ためになる。絵画・彫刻・写真・現代アート８８点の選択が全方位に向けてバランスよく紹介されていて、特に２０００年以降の作品が印象に残った。デイヴィット・ホックニーは、iPadで描き、紙に印刷したもので、かつてない明るい色。フェリュックス・ゴンザレス・トレスのキャンディの山！バーンドノート・スミルデの部屋の中に浮かぶ雨雲アートも驚き！！

• よきかな

  読了日：2017/11/01

  児童向けなので優しい言葉で美術について説明されている本。「アートってどうしてはだかの人だらけなの？」や「どうして美術館では静かにしてなきゃいけないの？」のような素朴な疑問に、アートを紹介しながら答えてくれるので面白かった。絵画だけでなく、写真、彫刻、オブジェ、パフォーマンスも紹介されていた。大きなサイズの本で紙面も見やすい。素敵な一冊でした。

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