スヴェン・ハヌシェク

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エーリヒ・ケストナー 謎を秘めた啓蒙家の生涯

スヴェン・ハヌシェク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560080955
ISBN 10 : 456008095X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

出生の謎、ナチ政権下での「抵抗」の実際、母親や恋人たちとの異常な関係など、矛盾をはらんだ大国民作家エーリヒ・ケストナーの実像に迫る評伝。綱渡りの人生を容赦なく描く。

【著者紹介】
スヴェン・ハヌシェク : 1964年生まれ。ミュンヒェン大学ドイツ文学科教員。ドイツ現代作家の研究

藤川芳朗 : 1944年生まれ。東京都立大学大学院修了。ドイツ文学専攻。横浜市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tochork

    大著。ケストナー伝記の決定版だろう。幼少期から没するまでトコトン研究されている。しかしあまりに詳しいため、読書には向かないか。ケストナーの交友関係、思想、作品(詩は引用も多い)などから人柄を察する。特筆すべきは膨大な手紙! 母への手紙にはその時々における率直な意見が述べられている。ケストナーの性格がこれほどわかる資料はない。作品に対する世間の反応などもいちいち詳しい。当時の社会情勢も肌で感じられる。すばらしい一冊だが、惜しむらくは600ページを超え7000円に迫ること。蔵書に加えたいが!

  • OHNO Hiroshi

    母親との親密な関係。それとはうらはら、父とは疎遠。挨拶とかを母親を通じて、けっして直接父へは接触しない。実の父親は、別な人物ではとの憶測もある。その人は医者であった。 母は抗鬱症だった。 「ママ、見て、絵をかいたんだよ」 詩人でもあった。 女好き。つかいすて? 手紙とか、資料をくわしく調べて書いてある。が、ケストナー本人への激しいアプローチがないような気がする。 ナチス、第三帝国での沈鬱な日々。 情けない性格があらわになってくる。

  • せいむ

    辞書並みの厚さ。文字も小さめ。だが、彼の手紙のみならず周囲の人のメモやら記事やらを大量に収録、彼のおかれた状況を再現してみせる。おかげでちょっと読みにくくなっている部分もあるけど、おそらく一番詳しい伝記本になるだろう。そして信頼もおけると思う。 感想としては、母親が精神的に弱い(ナヨナヨという意味でなく)のが家族機能不全の原因じゃないかな、実父がどうこうじゃなくて。実際、女性交際にそれっぽい影響出てるしと思った。

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