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チェルノブイリの祈り 未来の物語

Svetlana Alexievich

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784006032258
ISBN 10 : 4006032250
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

【2015年ノーベル文学賞受賞】

【著者紹介】
スベトラーナ・アレクシエービッチ : 1948年ウクライナ生まれ。国立ベラルーシ大学卒業後、ジャーナリストの道を歩む。民の視点に立って、戦争の英雄神話をうちこわし、国家の圧迫に抗い続けながら執筆活動を続ける

松本妙子 : 1973年早稲田大学第一文学部露文科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 遥かなる想い

    1986年に起こった チェルノブイリ原発事故。 当事者たちのインタビューでのみ構成されたこの本は それゆえにひどく衝撃的で ある。ベラルーシで発生 した事故を映像で見るのみ だった私にとって、 関わった人々が語る真実は 本当に心に痛い。 全編を覆う死の影と原発の 恐怖…今そこにある危機を 改めて実感する、そんな本 だった。

  • ミカママ

    【英訳にて読了】読みたくなかったんだけど...。途中、何度も視界を涙で曇らせ、胸を詰まらせながら読了。ベラルーシにある原子力発電所のチーフエンジニアの言葉。「We kept quiet because of Party discipline, we had faith」それならば、フクシマはなぜ沈黙させられているのか。著者はあとがきに代えて、未来をここに記すと書いているけれど。私たちはその未来を正視し、受け止めることができるのだろうか。

  • ケイ

    読んでいる時の既視感…洗浄する、土を掘り返す、動物は連れていってはならない、フクシマのことだ。最初に現場に連れていかれた人は、何も知らなかった…、そうこれも。高額な給料のために(本来はそんなに高額でもなく、支払われないこともあったのに)、目に見えない放射能に無防備な人。吉田所長は、これを読んでいただろうなと、少なくとも似たものは読んでいたはずだと全編を通して思いながらの読書。彼の覚悟が今更ながら響いてくる。事故後のチェルノブイリに、内戦から逃れてきた旧ソ連の各地からの人々の告白にも胸がいたんだ。

  • はっせー

    人生観が変わる。解説の方もそう言っていたがお世辞なし私の人生観が変わった。チェルノブイリ原発の事故に直接的 間接的に関わった人のインタビューをまとめたもの。この本を読んで感じたものがある。それは原発事故は言語化出来ないということである。さまざまな人のインタビューが書かれているがどれも色んな感情があるため皆が原発事故の話をしているか疑問に思うことがあった。だが考えてみれば放射線は目にも見えず体もすぐに悪くならない。私たち人類が経験したことのないものである。それを必死に伝えようとする言葉には力がある!

  • zero1

    原発事故は誰を憎めばいい?15年ノーベル賞の著者。本書は技術ではなく原発事故の関係者を描く「人の物語」。消防士の夫は発電所の火事で現場に。情報は隠され入院はガス中毒であり妨害工作とされていた。14日後に夫は死亡。過去の経験がまったく役に立たない人災だった。妻は出産後、娘が多臓器不全で4時間後に死ぬ。原発近くの住民は避難先でも差別を受ける。これは広島も同じ。戦争とは違い、見えず匂いもない放射線は子どもたちの未来を容赦なく破壊した。福島があるだけに我々は本書を他人事にできない。

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