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Spotify 新しいコンテンツ王国の誕生

スベン・カールソン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478108758
ISBN 10 : 4478108757
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アップル、全レコード会社、テイラー・スウィフトを敵に回し、アマゾン、グーグル、ジェイ・Zと競合し、マイクロソフト、テンセントがその支配を狙う。向かうところ敵だらけのSpotifyは、なぜ音楽の「聴き方」と「ビジネスモデル」を永遠に変え、有料会員1億人超の世界No.1音楽ストリーミング企業となることができたのか。あり得ないほどの危機的状況を逆転し、真のユーザーファーストのサービスを確立する方法。

目次 : プロローグ ジョブズからの無言電話/ 秘密のアイデア/ リーダル通りのエンジニアが実現したとてつもない技術/ 労働者階級の街に生まれた野心家/ スポティファイ前史―ドットコムバブル崩壊から、ジョブズが音楽業界を牛耳るまで/ 違法コピーサイトよりもいい製品が作れたら/ 富裕層マネーが流れ込む/ すべての音楽を無料で―爆発する人気とボブ・ディランのボイコット/ フェイスブック経由でアメリカ進出/ スティーブ・ジョブズ、いよいよ立ちはだかる/ ザッカーバーグとの駆け引きと、密かに生まれた最大のライバル/ 規模を追い求めて―ダニエルの本音と結婚/ 幻のプロジェクト「スポティファイTV」/ アップルとビーツ、ライバル2社が手を組んだ/ スポティファイ史上最大の危機/ テイラー・スウィフトがボイコットし、ジェイ・Zが競合を立ち上げる/ ビッグデータでアップルミュージックに対抗せよ/ スウェーデンが生んだ「成功物語」として/ ストリーミング戦争をいかに生き延びるか/ いざウォールストリート―特殊な方法でIPOを果たす/ 次なるステップへ

【著者紹介】
スベン・カールソン : 1986年生まれ。高校時代をモスクワで過ごし、ジャーナリストを目指す。2009年イギリスのノッティンガム大学で北米学と歴史を学ぶ。2014年、アメリカのコロンビア大学でジャーナリズムの修士課程を修了後、AFP通信や経済新聞『SVDビジネス』で勤務。2016年、ストックホルムの日刊経済紙『ダーゲンス・インダストリ(Dagens industri)』でアメリカでのスポティファイ株式公開を取材。その他、ウーバー、サウンドクラウドなどのテクノロジー企業を中心に取材している

ヨーナス・レイヨンフーフブッド : 1974年生まれ。1998年より金融ジャーナリスト。経済新聞『SVDビジネス』、日刊紙『ダーゲンス・ニーヘーテル(Dagens Nyheter)』、テレビ局「TV8」「TV4」での勤務経験もあり、そこでは受賞歴のある人気番組「Historie¨atarna」も担当

池上明子 : スウェーデン語・英語翻訳家。大阪大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Willie the Wildcat

    違法コピー撲滅という大義の下、模索するビジネスモデルの確立と、レコード会社など四つ巴の闘争が本著の見どころ。無料のビジネス化は、現代ビジネスの妙。本著は共同創業者2名のインタービューはないが、FBとの妥協時などにおけるエク氏の心情は知りたいものだ。もう1点気になるのが、Moments開発者2名の静かな退社。新興企業であればヒトの新陳代謝も珍しくはないが、どうにも意味深。その後の両名の動静が興味深い。巨額IPO/GAFAとの対峙/ロビー活動など、今後も周辺は騒がしいだろうが、初心は忘れないで欲しいと願う。

  • @nk

    その昔、音楽は作り手と聞き手というシンプルな関係だったはず。そこに売り手、つまり演奏会場やレコード会社が商いを始めた。時を経て、ここ十数年ではWebのプラットフォーマーたちが君臨している。そんな中でもSpotifyは、作り手と聞き手を再接近させ、かつてのシンプルな関係に戻すための場を提供しているように見える。恐らくダニエル・エクは、競合他社のどのCEOよりも音楽を愛する思いが強いのではないだろうか。/私は20代の大半を費したほどに音楽が大好きだ。作りもするし聞きもする。それこそ十数年前、⇒

  • ミライ

    スウェーデン発で、今やストリーミング音楽配信サービス世界最大手となった「Spotify」の歴史が、Spotify CEOであり共同創業者のダニエル・エクの辿った道筋をなぞる形で語られる。Spotifyの成長過程ではレコード会社との折衝や、アップルなどの同業種とのライバル対決、ストリーミングに反対する大物アーティストとの対立など様々な紆余曲折があり息つく暇も許されない。一つでも選択を間違っていればここまで成功しなかっただろうなと思われる、ダニエル・エクの戦略・決断は読んでいて非常に面白かった。

  • kawa

    日頃、重宝しているSpotfiyの誕生から上場までの10年、2.3兆円の企業価値の生み出した軌跡をドキュメント。レコ−ド会社との熾烈な契約交渉、アップルからの妨害、デイスカバ−・ウィクリ−の革新性(楽しく利用中)、収益性を重視したAIツールによるオリジナル・コンテンツの開発(ちょっと気味悪)等、興味深いのだが、翻訳文とコンピュータ・ソフトウェアに弱いため読みずらい部分は跳ばし読みで読了。具体的なビジネスの型が見えないことや(おそらく非公開)、今後の展望がイマイチ見えないところが不満と言えば不満。

  • takeのすけ

    いわゆるサブスクの音楽アプリで有名なSpotifyが創業し現在に至るまでの本。スウェーデンの会社なんですね。それすら知りませんでした。創業者ダニエル・エクは技術者出身。もともと音楽を違法ダウンロードしていた若者がアイデアを糧に会社を立ち上げるのがスリリングです。具体的にはBitTorrentの技術で音楽を合法的に提供するってことだったみたいですね。今や企業評価額2兆8000億円の大企業に。色々勉強なりました。

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