ステファン・キール

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赤のものがたり

ステファン・キール

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Product Details

Genre
：
Literature
ISBN/Catalogue Number
：
ISBN 13 : 9784759823127
ISBN 10 : 4759823123
Format
：
Books
Publisher
：
化学同人
Release Date
：
August/2023
Release Country
：
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
ひがきゆみ ,  

Content Description

とおくのそらがまっ赤にそまっているのがみえた。火はおかのふもとをおおいつくし、しゃめんをかけのぼっていく。まっ赤なほのおが、黒いけむりといっしょにたちのぼる。あの子はおびえたこえでいった。「だいすきなおかなのに…」目にはなみだがうかんでいる。なんてことばをかけたらいいんだろう。自然のおそろしさと、あわい初恋。赤く燃えあがる、夏の日のものがたり。

【著者紹介】
ステファン・キール : ナンシー国立高等美術学校卒業後、新聞や雑誌、子ども向け出版物の挿絵を手がける。『Ｖｅｒｔ：ｕｎｅ　ｈｉｓｔｏｉｒｅ　ｄａｎｓ　ｌａ　ｊｕｎｇｌｅ（緑のものがたり）』で２０２０年にプレス・エコロ賞を受賞。『Ｂｌａｎｃ：ｕｎｅ　ｈｉｓｔｏｉｒｅ　ｄａｎｓ　ｌａ　ｍｏｎｔａｇｎｅ（白のものがたり）』は２０２１年のソルシエール賞候補になった

ひがきゆみ : 東京外国語大学卒業。翻訳者として英語、フランス語、ビルマ語のさまざまな分野の翻訳を手がけている。やまねこ翻訳クラブ会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • わむう

    読了日：2024/05/11

    フランスの絵本。初恋がテーマ。夏休みに気になり女の子がやってくるが、他の男の子たちと遊んでばかりで面白くない。次の日、山火事が起き、気が付くと女の子が隣にいた。鎮火後、二人川で遊ぶが気持ちは伝えられないまま夏休みが終わる。来年こそは気持ちを伝えようと心に誓う。

  • ヒラP＠ehon.gohon

    読了日：2023/10/19

    細かく描かれた自然の中で、際立つ赤い色が鮮烈に心に残る絵本です。 山火事が、ハワイ・マウイ島の山火事や、最近耳にする大規模な山火事を思い起こさせて、心穏やかではないのですが、この絵本の山火事は一晩で消火して良かったです。 それよりも、この絵本の本題は、山火事で急に縮まった、淡い想いを寄せていた女の子との距離感でしょう。 まさに消えることのない山火事のような思いを、少年の埋み火として残しました。 恋の色は鮮烈な赤ですね。 消えてしまいませんように。

  • ヒラP＠ehon.gohon

    読了日：2023/10/25

    【再読】大人のための絵本

  • Mipo

    読了日：2023/10/19

    赤は熱い。丘の景色がかわっても夕日と川はそこにある——どうやって色をのせてるのだろう。ダイナミックだったり繊細だったりする。足したり引いたりしてるのかな。もしかして完成させた絵を赤と墨色で消してるとか？赤からピンクへの滲みぐあいから煙たさが伝わってくる。だから見えなかったのね。どうして熱いのか、そうきましたか！

  • アズサ

    読了日：2023/11/29

    内容理解は難しかったけれど、それなりに何か受け取るものがあったら良い。3歳4か月

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