Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• マイケル

  読了日：2025/01/25

  現在のイスラエルによるガザへの攻撃を国際法でとらえると、ジェノサイド犯罪、人道に対する犯罪、戦争犯罪に該当するため、イスラエルやアメリカなどは国際法を無視しており問題であると指摘。そして、その辺りをメディアも報道すべきと批判。病院や学校を含む無差別攻撃もあり、先日読んだ本「原爆裁判―アメリカの大罪を裁いた三淵嘉子(山我 浩著)」を思い出した。イスラエル建国による「ナクバ(災厄)」という歴史的背景がやはり重要で、テロリスト：ハマスに全責任有りとするイスラエル側の意見は偏っていると感じた。

• ichigomonogatari

  読了日：2025/09/06

  イスラエルが今ガザで行っていることは戦争犯罪、人道上の犯罪、ジェノサイド犯罪であり、加害者は処罰されるべきであり、背景にある占領も不法であることを述べる。イスラエルは国際法を無視していること、またアメリカが拒否権を行使することで安全保障理事会がなかなか意見をまとめられないこと、有力諸国は国際法の適用を妨害また助長していることを指摘。犯罪を犯罪として認識するためにも、マスコミがこの件をイスラエルvsハマスの紛争という構図ではなく、国際犯罪として報道することの重要性を主張する。国際法の意義を考えてしまう・・

• １００名山

  読了日：2024/12/22

  サブタイトルが「ユダヤ教は植民地支配を拒絶する」とあるようにシオニストの作り出した似非ユダヤ教とは違い本来のユダヤ教はパレスチナに戻ることもましてやパレスチナ人を虐殺することにも反対していると著者は言います。一歩間違えると免罪符になりかねないですね。白人世界が全て嫌ったユダヤ人を何故今支援するのか示されていません。以前読んだ「ユダヤの起源」でユダヤとはシンジケートでユダヤ教徒でなくても自認すればユダヤ人と解釈しましたが、世界の富裕層ユダヤ人はイスラエルにどれ程の資金援助をしているのか気になるところです。

• ぴっちゃん

  読了日：2025/02/24

  ロシアによるウクライナ侵略(攻撃）を批判し、制裁を加えてきたてきた各国が、ガザへのイスラエルの攻撃を批判しないのはなぜか。この本では国際法にてらしてイスラエルの行動がいかに非道かを逐一解説している。パレスチナ問題の基本(歴史的経過とか）があまりわかっていなくても、今回のガザへの攻撃の不当さがよくわかる１冊だと思う。国際法にのっとった社会を構築するために声を上げること・・・不買運動等の草の根からの活動などで南アフリカのアパルトヘイト政策が瓦解したように・・・が必要だろう。

• 天茶

  読了日：2025/06/23

  ★★★★☆

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