スティーヴン・レヴィット

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0ベース思考

スティーヴン・レヴィット

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478029060
ISBN 10 : 4478029067
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2015
Japan

Content Description

これが、世界で断トツに読まれている
グローバルスタンダードの思考法!

世界でシリーズ750万部を超え、本国アメリカだけでも初版50万部という
超異例の部数で刊行されて大きな話題となっている一冊がついに上陸!
「ワールドカップでPKをどの方向に蹴るか」のような答えの見えにくい問題も、
「仕事をやめるか」「恋人と別れるか」のような身近な問題も、
「国家の公共政策」のような難題も、何でもバイアスをゼロにして考えることで、
一気に合理的な「答え」を出せるという、驚くべき「思考法」を展開する。

著者のひとりスティーヴン・レヴィットは、ノーベル経済学賞の先行指標と言われる
「ジョン・ベイツ・クラーク賞」を受賞している実力派経済学者であり、
ノーベル賞受賞者を続々と輩出し、世界一の経済学を誇るシカゴ大の現役教授。
アカデミズムの世界でここまでのキャリアを持つ現役の経済学者が
これほどあけすけに「ノウハウ」を語ることは極めて稀だ。

世界でいま最も注目すべき「鬼才」教授の渾身作!

著者によると、普通ひとは、つねに脳にしみついている
何らかの偏見や既成観念などのノイズを通して思考しているという。
しかし、そんなバイアスから解放されて、問題にゼロベースで対峙することで、
核心に切り込み、ズバリと問題解決することができる。

・「わかりきったこと」にゼロベースで向き合う
・「PKを蹴る方向」も合理的に決められる
・こうしてあなたは「知っている」と思い込む
・誰も考えない「小さな問題」を考える
・「ゲームのルール」を書き換える

世界でいま最も注目すべき気鋭の経済学者が、
すごい「答え」を次々と見つけだせる秘密を惜しげもなく
公開した本書、何をおいてもぜひ読んでほしい一冊だ。

【著者紹介】
スティーヴン・レヴィット : シカゴ大学経済学部教授。ハーバード大学(経済学)を最優等で卒業後、MITで経営学のPh.D.取得。94年から97年までハーバード大学のエリート研究者養成制度ソサエティ・オブ・フェローズのジュニアフェローに選出。03年、ノーベル経済学賞の先行指標と言われるジョン・ベイツ・クラーク賞受賞。04年よりシカゴ大学ベッカー・フリードマン研究所ディレクターを兼務。06年、タイム誌「世界で最も影響力のある100人」に選出。09年、ノーベル経済学賞を受賞した故ゲーリー・ベッカー、ダニエル・カーネマンらとTGGグループを設立

スティーヴン・ダブナー : コロンビア大学でMFAを取得。同大学で教鞭を執った後、ジャーナリストに。NYタイムズ誌、ニューヨーカー誌、タイム誌ほかさまざまなメディアで執筆を行う

櫻井祐子 : 京都大学経済学部経済学科卒、大手都市銀行在籍中にオックスフォード大学で経営修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • morinokazedayori

    ★★★経済学者が書いた思考法の本。タイトルにある、難問を解決するためには固定観念を捨てよう、という事柄のほか、聞く耳を持たない相手の説得の仕方、やめる決断の意義などについても書かれている。インセンティブ(行動を促す動機付け)についての項目が興味深く、自分や周囲のヤル気をキープするために、今後学んでみたい。主張は納得のいくものばかりで、内容は面白かった。

  • 5 よういち

    難問を考えるには、先入観にとらわれず、問題の原点に立ち戻り、核心を捉えること。◆わかりきったことをひっくり返して、物事の本質を見抜く。そのための第一歩は、『なにかを知らないということを恥ずかしく思わないことだ。』◆専門家の予測の的中率は、チンパンジーが投げるダーツと変わらない...的中できない専門家には、『独断的』で、何かが本当かどうかを知らないのに、本当と思い込むという特徴がある。◆問題の根本原因は過去にさかのぼることで理解できる。現代人の行動が何世紀も前の根本原因によって左右されていることが分かる。

  • えちぜんや よーた

    経済学者が書いた、とりあえず経済学的な本なのに、図書館では「倫理・哲学」に分類されていた。世の中の権威者がドヤ顔しているところに、小学生が水鉄砲をかけるような感じかな。水だけに当たっても大きな影響を出すことはできないが、的にはちゃんと当たっている。声高に「リンリリンリ」と叫んでも、インセンティブには勝てないというこやね。分類した図書館職員の方のお仕事に座布団を一枚!

  • なかしー

    再読。久しぶりに読んでみて、分かったこと:本書は考え事をする時に、読んだ方が良さげ。本書を読んでいると、TEDトークで著者たちが壇上を歩きながらプレゼンしている景色が浮かぶ。紹介される事例や人物たち、子供やフリーク(一つの事に熱中している人。マニア。)から刺激を受けて、読み手の思考を開放させて、自由闊達な状態へと促してくれる。 本書の良い点:仮説検証しながら、「事象に面白がって思考」する大切さを改めて思わせてくれる。ストレングスファウンダーの4タイプの戦略的思考タイプの人にオススメしたい。

  • KAKAPO

    ≪罪を犯した人と罪のない人は、同じインセンティブにちがう反応を示すことが多い。≫この示唆は、胆に銘じておこう。雇い主に「君のロイヤリティは何だね」と訊かれたら、魂を差し出すことを求められているのか、魂を(安々と)差し出す奴かどうか確かめようとしているのか、熟考して回答しよう。だが、いずれだったとしても、その雇い主に雇われることは、得策ではない。私たちは、自分と同じような人の腹の中は推察できるが、違う人のことは理解できない。相手の腹の中が見えたら、相手のこと嫌いだったとしても、自分も同じタイプの人間である。

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