スティーヴン・ウェスタビー

Individuals/organizations Page

Books

鼓動が止まるとき 1万2000回、心臓を救うことをあきらめなかった外科医

スティーヴン・ウェスタビー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622087540
ISBN 10 : 4622087545
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人工心臓手術のパイオニアとなった破天荒な外科医が挑みつづけた、いくつもの生と死の分かれ道。

目次 : エーテル・ドーム/ 小さな一歩から/ ブロック卿の長靴/ タウンシップの少年/ 名前のない少女/ 二つの心臓を持つ男/ ジュリーの心臓を守れ/ 黒いバナナ/ ドミノ心臓/ バッテリーに頼る命/ アンナの物語/ アドレナリン・ラッシュ/ 絶望/ 二重の危険/ 命は彼らの手の中に

【著者紹介】
スティーヴン・ウェスタビー : 1948‐。世界的に有名な心臓外科医にして、植え込み型人工心臓手術のパイオニア。35年のキャリアの間、外科医としていくつもの英国最高峰の病院で働き、1万2000回以上の心臓手術を行った。2004年、The Ray C.Fish Award for Scientific Achievement受賞

小田嶋由美子 : 翻訳家。明治大学大学院法学研究科修了

勝間田敬弘 : 大阪医科大学外科学講座胸部外科学教室教授。心臓血管外科専門医。金沢大学医学部卒業。東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所で心臓外科の修練ののち、1996‐2000年、英国ジョンラドクリフ病院心臓外科にてSenior Registrarとしてスティーヴン・ウェスタビーの心臓手術を支え、ともに数々の症例論文を著した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • くさてる

    一流の心臓外科医として働いてきた著者による回想録。心臓という臓器が損なわれたときにひとはどうなるか、そしてそれに必要な処置は、という描写は容赦なく生々しい。そうし島と思えばいくらでもお涙頂戴にできたはずのエピソードでも、著者の筆は抑えらていて、むしろそれだからこその説得力がある。おかしな感想かもしれませんが、ひとが生きていくということは並大抵のことじゃないんだなと思いました。著者とともに働いてきた日本の心臓外科医の方の解説も添えられていて、専門的な部分も分かりやすく読めました。面白かったです。

  • DEE

    イギリスの心臓血管外科医ウェスタビーの自伝。国を代表するドクターとは言え人間である以上は、判断に激しく迷うことも間違いもあるだろう。しかしそれを乗り越えながら常に患者に寄り添う姿勢は感動的だ。 手術が成功しても命を落とす患者がいる。残念ながら心臓そのものがその機能を終えているからだ。手術の成否は関係ない。 奇跡的に回復したエピソードは胸を打つが、その裏では何らかの事情で救えなかった命があることに改めて目を向けさせられた。

  • tom

    心臓の故障により、余命1〜2年、あるいは数週間、そんな診断を受けた患者に、心臓外科医がどのようにして戦うのか、その勝利と失敗のエピソード集。心臓手術の概略を知るだけでもお勉強なのだけど、著者のこの問題に対する熱い気持ちと手術の詳細、読んでいて、ついつい熱中してしまった。そのうえで、この著者、なんとテンションの高い人と思っていたのだけど、巻末で、著者は自分が注意欠陥多動性障害(ADHD)と書いている。なるほど、そうなのだ。このパワーがあって、この仕事ができ、多くの人の命を救うことができたのかと納得。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items