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ISBN 10 : 4864883327
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デンマーク辺境の荒地を描いてアンデルセンやキェルケゴールを魅了し、19世紀前半の〈デンマーク黄金時代〉に詩的リアリズム文学を大成したスティーン・スティーンセン・ブリカー。表題作はじめ『ある教会書記の日記』など、人間の避けられぬ悲運や孤独を描いた全7篇の傑作短編集。
【著者紹介】
スティーン・スティーンセン・ブリカー : 1782‐1848。19世紀前半のデンマークを代表する短編小説作家、詩人。中部ユトランドのヴィーオムに生まれ、コペンハーゲン大学神学部に学ぶ。詩人としても知られるが、その本領は短編小説にあり『ある教会書記の日記』や『ヴァイルビューの牧師』などが名高い。ユトランド方言を基礎とする独自の文体によりユトランド文学を確立、その哀調と悲劇性に富んだ作品は童話作家H・C・アンデルセンや哲学者セーレン・キェルケゴールらに愛読された。現代に至るまで多くの読者に親しまれ、広汎な影響力を維持している
高藤直樹 : 1951年、浜松市生まれ。東京外国語大学および同大学院修士課程修了。デンマーク政府奨学金留学生としてコペンハーゲン大学組織神学研究所セーレン キルケゴール研究室留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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