スティーブ・ブルサッテ

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恐竜史を掘る 化石大発見時代が語る出現・台頭・絶滅(仮)

スティーブ・ブルサッテ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622088240
ISBN 10 : 462208824X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

今は、「恐竜化石の大発見時代」だ。次々と新種が報告されており、恐竜の歴史は大きく書きかえられてきた。著者は、世界各地で発掘調査を行い、15種もの新種を記載してきた若手恐竜学者である。化石を発見した瞬間の喜びや、かつて“恐竜少年”だった著者と研究者たちの交流のエピソード、恐竜の視点で描かれる「絶滅の日」など、多彩な描写を追ううちに、最新の恐竜研究と恐竜たちの歴史を一望できる一冊である。

目次 : プロローグ 恐竜化石の大発見時代/ 1 恐竜、興る/ 2 恐竜、台頭する/ 3 恐竜、のし上がる/ 4 恐竜と漂流する大陸/ 5 暴君恐竜/ 6 恐竜の王者/ 7 恐竜、栄華を極める/ 8 恐竜、飛び立つ/ 9 恐竜、滅びる/ エピローグ 恐竜後の世界

【著者紹介】
スティーブ・ブルサッテ : 1984年アメリカ生まれ。エジンバラ大学で教鞭を取る。博士号をコロンビア大学で取得後、2013年より現職。専門は恐竜などの古脊椎動物の解剖学・系統学・進化。これまでにブラジル、イギリス、中国、リトアニア、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、アメリカでフィールドワークを行う。また、15種を新種として記載している

黒川耕大 : 翻訳家。金沢大学理学部地球学科卒業、同大学自然科学研究科生命・地球学専攻修了。ナショナルジオグラフィックチャンネルやディスカバリーチャンネルなどの科学番組の翻訳を数多く手掛ける

土屋健 : 埼玉県生まれ。オフィスジオパレオント代表、サイエンスライター。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌「Newton」の編集記者、部長代理を経て独立し、2012年より現職。雑誌等への寄稿、著作多数。2019年、日本古生物学会貢献賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 星落秋風五丈原

     えっ負け犬?あんなに大きいのに?そもそも犬じゃないし!と邦題に異論ありの読者も多数いそうだ。ちなみに原題はフツーに「The rise and fall of the dinosaurs」と恐竜たちの栄枯盛衰。しかし一時期恐竜がワニに負けていたのは本当の話らしい。その頃恐竜たちはあれほど大型化していなかった。まあ、大型化すればしたでコスパは悪いのだが。  誰も姿を見たことがない(『ジュラシック・パーク』などの映画は除外)恐竜たちになぜ私たちは夢中になれるのか。著者近影の嬉しそうなこと。

  • フク

    〈一見貧弱に見えるT・レックスの前肢は、実のところ強力な肩の伸筋とひじの屈筋を備えていたことが分かった。まさに、逃げ出そうとする獲物をがっちりとつかみ胸元近くにとどめておくための筋肉だ〉いよいよ肉食動物として完成された感があるT・レックスの成体と、俊敏な幼体によるコンビネーションハントは夢でも見たくない。

  • evifrei

    恐竜の祖先の誕生から、絶滅に至るまでを発掘調査を通じて描き出す。研究者の人的挿話も多数。大人になるにつれて自分の周りから恐竜ファンは減っていったが、現在の恐竜の研究や発掘は進み、毎週50種類以上の新種が発見されている様だ。また、対岸のトリケラトプスの視点から語られるT・レックスの狩りの緊迫感や、小惑星の衝突による災厄からもたらされた恐竜たちの最期の日の描写は正に圧巻だ。絶滅の瞬間の彼らの恐怖は想像するだけでも胸が締め付けられる。恐竜ファンとしては悲しい場面だが、他の恐竜ファンに読んで欲しい内容でもある。

  • yamataka320i

    ★★★★☆ 恐竜の誕生、繁栄から絶滅に至るまでの道のりを、自身や他の科学者の発掘・研究の成果を交えながら執筆された作品。はじめは大型の他の動物の陰に隠れてこそこそと暮らす存在だった恐竜の祖先が次第に頭角を現し、地上の覇者となっていくさまが分かりやすく描かれている。巨大隕石の落下による王者の絶滅の瞬間は特に臨場感たっぷりに描かれており、まるで筆者がその場に居合わせていたかのようだ。太古のロマンを味わえる良作。

  • のれん

    アメリカの恐竜博士たちを意識しているのだろう、所々「ジュラシックパーク」やアメコミ映画などの引用もあり、子供の興味を引く文章となっている。  中国大陸は北アメリカ大陸に続く恐竜の楽園で、その発見は鳥の進化研究を劇的に変えているようだ。試行錯誤で生まれた羽で生存競争に勝てると理解した瞬間、進化速度が爆発的に加速する。経済と同じ非常に合理的で納得できる。  ただ中世代における地球環境が自分の今まで積んできた知識と異なることが気になった。アマチュアはふとすると新知識に取り残されてしまう。アップデートしなければ。

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