メディア化理論入門 政治から遊びまで

「メディア化」とは何か？文化や社会の諸制度が、メディアとその論理へより強く依存するようになる過程を、政治・宗教・遊び・ハビトゥスの変容から読み解く。メディア研究と社会学にまたがる重要概念、待望の入門書！

目次 : 第１章　序論―メディエーションからメディア化へ/ 第２章　メディア化―新たな理論的視座/ 第３章　政治のメディア化―党機関紙から意見産業へ/ 第４章　宗教のメディア化―教会の信仰からメディアの魔術へ/ 第５章　遊びのメディア化―ブリック（ｂｒｉｃｋｓ）からバイト（ｂｙｔｅｓ）へ/ 第６章　ハビトゥスのメディア化―新たな個人主義の社会的性格/ おわりに―メディア化の帰結と政策

【著者紹介】
スティ・ヤーヴァード : コペンハーゲン大学コミュニケーション学部教授。１９９４年コペンハーゲン大学にて博士号（メディアスタディーズ）を取得。コペンハーゲン大学フィルム・メディアスタディーズ学部准教授、コペンハーゲン大学メディア・認知・コミュニケーション学部教授を経て現職

津田正太郎 : １９７３年大阪府生まれ。慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所教授。１９９７年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、２００１年サセックス大学大学院（Ｍｅｄｉａ　Ｓｔｕｄｉｅｓ，ＭＡ）修了、２００３年慶應義塾大学大学院法学研究科単位取得退学。財団法人国際通信経済研究所、法政大学社会学部教授を経て現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）