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イギリスはいかにして持ち家社会となったか 住宅政策の社会学

スチュアート・ロー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623079100
ISBN 10 : 4623079104
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書は、ハウジングを社会政策のなかに明確に位置づけ、国際比較の観点を取り入れながら、英国の住宅政策の歴史と現在を描き出した一冊。福祉国家の変容をとらえ、その未来を構想するうえで、ハウジングを理解することがいかに重要かを説く。

目次 : 第1章 議論の土台/ 第2章 住宅政策という発想―ヴィクトリア朝後期の住宅市場危機/ 第3章 持ち家社会の誕生―一九一八〜三九年の戦間期/ 第4章 持ち家社会の成長―一九四五〜七九年の戦後期/ 第5章 経済のポスト工業化とハウジング/ 第6章 ハウジングと福祉国家/ 第7章 住宅ローン市場のグローバル化/ 第8章 アセット・ベース型福祉国家に向けて/ 第9章 結論

【著者紹介】
スチュアート・ロー : 1978年シェフィールド大学博士課程修了(政治学専攻)、Ph.D.1982‐2015年ヨーク大学社会政策・ソーシャルワーク学科上級講師。現在、ヨーク大学名誉フェロー

祐成保志 : 1974年大阪府生まれ。2005年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(社会学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Haruki

    持ち家社会が70%近くあり、他の国(カナダ、スウェーデン、ドイツ、フランス、スイス、日本)と比べても持ち家率が高い英国について、その歴史的な背景(衛生面、戦後の住宅不足、etc)と政府の住宅政策(共産主義的な時代、自由主義的な時代)を絡めて理解する。 また昨今のグローバル化によって、住宅も金融資産(アセット)となることで、時間的な観点での資産価値が重要視されるようになり、年金や福祉との関連も見出されることとなる。「持ち家社会」と「低税率/低支出の政府」は相関関係にある、という主張は新鮮だった。

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