Product Details
ISBN 10 : 4753308006
Content Description
本書はThe Clinical Interview of the Child,Third Edition(American Psychiatric Publishing,2003)の全7章のうち、1から6章と付録を訳出したものである。最初に子どもと臨床で出会う場であるアセスメントを目的とした面接を取り上げ、面接での観察の枠組み、観察の整理の仕方、そして観察からの定式化formulationなど、子どもの臨床アセスメントに必要な事項が豊富な実例と共に詳細に記述されている。本書は初学者の児童面接への入門書として、そしてある程度経験をつんだ臨床家には、自分の面接法をさらに洗練させるガイドとして、役に立つものと考える。
目次 : 第1章 概念の基礎・展望/ 第2章 子どもの系統的な観察のための枠組み/ 第3章 それぞれの観察カテゴリーの具体的説明/ 第4章 子どもの面接の臨床例/ 第5章 面接の実施法/ 第6章 発達的アプローチに基づく定式化の組み立て/ 付録 アセスメントと治療のための発達的生物心理社会モデル
【著者紹介】
スタンレー・I・グリーンスパン : 医学博士。George Washington大学医学部の精神医学、行動科学、および小児科学の臨床教授、発達および学習障害の学際的協議会議長、そしてWashington D.C.のWashington精神分析協会の児童精神分析スーパーバイザー。国立精神保健研究所の精神保健研究センター前センター長で、臨床乳幼児発達プログラムのDirector。ZERO TO THREE国立乳幼児家族センターの創立者で前会長。児童精神医学研究における卓越した貢献によりアメリカ精神医学のIttelson賞受賞、アメリカの精神保健に対する卓越した貢献によりアメリカ矯正精神医学会American Orthopsychiatric AssociationのIttelson賞受賞をはじめ多くの国内の賞を受賞している。この両Ittelson賞を個人で受賞したただ1人の研究者でもある。またアメリカ精神医学に対する卓越した貢献によりStrecker賞も受賞している
ナンシー・ソーンダイク・グリーンスパン : 子どもの発達について執筆し、現在はノーベル平和賞を受賞した物理学者で、量子力学の発展のパイオニアでもあるMax Bornの伝記を研究している。以前は健康経済学者だった
濱田庸子 : 1981年慶應義塾大学医学部卒業。1988年慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室助手。1991年聖徳大学保健センター助教授。1996年慶應義塾大学環境情報学部助教授。現職、慶應義塾大学環境情報学部教授、兼政治・メディア研究科委員。医学部精神神経科兼担。医学博士、精神保健指定医、日本精神分析学会認定精神療法医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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