スタイン・エーリック・ルンデ

Individuals/organizations Page

Books

ボートみたいなパパのうで

スタイン・エーリック・ルンデ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862762856
ISBN 10 : 4862762859
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“こんな静かな夜は、はじめてだった。”眠れないぼくは、パパに抱かれて庭に出た。赤い鳥は眠ってるの?キツネはパンを食べないかな?幻想的な絵と静謐な言葉が織りなす、喪失と愛と癒しの物語。北欧ノルウェー“最も美しい本”受賞作。

【著者紹介】
スタイン・エーリック・ルンデ : ノルウェーの小説家、児童書作家。1953年生まれ。児童書や青少年向けの本で数々の賞を受賞。詩、図鑑、絵本、音楽の歌詞などを手がける。また、ヘンリック・イプセン、エドヴァルド・ムンク、ボブ・ディランについてのノンフィクションも書く

オイヴィン・トールシェーテル : ノルウェーのイラストレーター、作家。1972年生まれ。ボローニャ・ラガッツィ賞、ノルウェー・ブック・アート賞、北欧子ども・若者文学賞など数々の賞を受賞。2018年にはドイツ青年文学賞を受賞した

ひだにれいこ訳 : 1980年、富山県生まれ。2003年、デンマーク教育大学児童文学センターに留学。2005年、大阪外国語大学(現大阪大学)卒業。在学中の2005年に翻訳家デビュー。北欧の児童書などの紹介に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mana

    図書館本。大人向けの絵本の棚にあった本。ママが亡くなって、眠れない夜。包み込んでくれるパパの愛情は、何物にも変えがたい。日常の会話ひとつひとつが愛おしい。イラストというか、ペーパーアートに近いものかな。夜の切なさと家族の温かさを静かに描いた芸術的な絵本でした。

  • ヒラP@ehon.gohon

    紙を切り貼りして作られたシンプルな世界で、父親と息子の孤独感が奥深く描かれています。 母親を妻を亡くした喪失感。 施設に入っている祖母だけが身近な繋累でしょうか。 寒々しい風景の中で、息子を抱く父親の腕の存在感が象徴的です。

  • anne@灯れ松明の火

    遠い方の新着棚で。予備知識なく手に取ったが、【北欧ノルウェー“最も美しい本"受賞作】だそうだ。紙で立体的なペーパーアート?をつくり、貼り込むという独特な手法。眠れない夜。ぼくも、パパも、眠れない、静かすぎる夜。不安で、寂しくて仕方ないふたり。パパの腕の中でホッとするぼく。でも、きっと、パパもぼくのぬくもりに救われている。

  • Cinejazz

    眠れない静かな夜。ぼくは、パパに抱かれて庭に出た…。星空を眺める二人。パパの腕の中で、聞いてみた「赤い鳥は眠ってるの? キツネはパンを食べないの?…ママが目覚めるかどうかについて。パパの答えを聞きながら、ぼくの気持ちは落ち着いてきた「だいじょうぶだよ」「本当?」「ああ、本当さ」…&s安や寂しさを乗り越える、親子のつながりと静かな絆を謳った、北欧ノルウェー “最も美しい本" 受賞作品。

  • 猿田彦

    母を亡くした男の子の不安な夜を描いたお話。とても静かで雪の降る音や、ストーブの燃える音が聞こえそうなくらいの夜。男の子はパパのうでの中で過ごす。静かで無駄のない会話だが、男の子の気持ちを和らげようとする父の言葉が温かい。きっと男の子は、このお父さんの腕の中にいたらいつかは安心して外に向かえるんだろうな。悲しいけれど乗り越えていかなければならないものがある、親は静かにそれを見守ってやればいい、そんな親の愛がひしひしと伝わってくるおはなしです。図書館の大人の本コーナーで見つけた絵本です。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items