Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• zirou1984

  読了日：2018/10/07

  紀元前の遺物から現代のWEBまで、歴史を形作ってきた100の「ドキュメント」について実物のカラー写真付きで解説していく知の図説。マーチン・ルーサー・キングの1番有名な部分が即興だったりEEC発足時の署名が白紙だったりと意外な事実に驚きつつも、改めて文章を改竄することなく「書き残すこと」の歴史的重さというものを思い知らされる。それと同時に、後半ではwebやTwitterが出てくるように、文章の定義自体も変わっていくことで、文章のオリジナルが消失することの変換について考えさせられる、興奮に溢れた内容だった。

• ykshzk（虎猫図案房）

  読了日：2019/03/20

  様々な書式のテンプレートを無料ダウンロード出来る便利な昨今だが、きちんとしたオリジナルのものを作りたかった。そうなった時に「きちんとした文書」に見えるということはどういうことなんだろうかと考えていて出会ったのが、少し飛躍し過ぎだがこの本。当初の目的はともかく、有名だけど見たことはない文書の写真を多く見られ楽しめた。「チャールズ一世の処刑命令書」など人命を左右する文書から文豪の筆跡、スノーデンファイルまで、興味深いものが沢山。結果「きちんとした文書」に見せるために必要なのは、書類としての緊張感だと思った。

• Aby

  読了日：2018/11/12

  この本に収められている文書は，歴史であると同時に，それが書かれた時は「今を動かす」文書だった．

• DEE

  読了日：2025/04/13

  古くはハンムラビ法典、孫子から始まりダ・ヴィンチの手稿やマゼラン航海記、ヴェルサイユ条約、対日宣戦布告、アンネの日記、オーウェルの1984、世界初のツイートと歴史を作り、歴史を変え、その後の世界に大きく影響を与えた100の文書。紀元前の原本が残ってるのもすごいし、文書の歴史は印刷技術の歴史でもあるというのも面白い。

• takehiro

  読了日：2019/05/01

  どの文書の写真からも、凄みというか迫力が伝わってくるような気がした。

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